自分らしいお金の使い方

初売りで人気の「福袋」も、ますます過熱しています。 初詣と同じように、初売りの行列もすっかりお正月の定番となりました。 動物園飼育、横綱白鵬に会える…など”体験型”福袋が人気 関西の初売り

初詣

いえ、過熱しているというよりも、多様化する消費者ニーズに対して、涙ぐましい努力の成果ということでしょうか。 根強い節約志向の一方で、「こだわり消費」にも注目が集まっています。 「価格が安くなければ売れない」という消費とは対極ですが、「高くても本当に価値があるものは売れる」という消費スタイルですね。 「自分らしさ」をキーワードにした価値基準により、商品の選択も多面的になり、購買行動も自立しているということでしょう。

 

「節約ばかりでストレスが溜まり、数ヶ月後には散財してしまった」

 

というのは、よくある話です。 余計なストレスを溜めないためには、財布の紐を「締める」ところと「緩める」ところ、緩急というのは必要だと思いますが、それは長期的な家計管理にも当てはまります。 自分らしいライフスタイルを実現するために必要な、予算面からのアプローチですね。 将来実現したいライフイベントについての予算を考えると目標設定ができます。 そこから逆算して日々の家計管理に生かしていくと、お金の使い方にも緩急をつけることができます。

 

自分らしいライフスタイルを実現するための長期的な展望がはっきりしていれば、「欲しいモノ」と「必要なモノ」の区別ができ、お金を使う場合の優先順位を考えることができるようになります。 お金の使い方にメリハリをつけて、「本当に欲しいモノ」を確実に手に入れるようにしたいですね。