自転車通勤の功罪

インターネットサービス「はてな」の、自転車通勤への取り組みです。

自転車通勤に月2万円の手当て「はてな」が「健康」のほかに得たもの

健康面やエコといった点では、誰しも納得の取り組みですが、この記事でもわかるように制度導入には企業側の努力も必要ですし、会社から交通費の支給を受けている場合であれば、「交通費を浮かすために自転車で通勤しよう」という安易な発想は危険ですよ。

 

電車通勤の時間を大切にする人もいるでしょうし、電車通勤が苦痛でしかない人もいるでしょう。 メリットもデメリットも混在しますが、毎日のこととなると習慣からも自転車で通勤できる人ばかりでもなさそうです。 私なんかは慢性的に運動不足ですから、あこがれなくもありませんが、徒歩圏内の通勤なので、そこは休日の健康管理として考えるべきかもしれません。(汗)

自転車通勤

自転車通勤となると、「労災問題」がどうなるのかも気になるところですが、最近は、自転車による重大事故がニュースになることも多いので、「自転車で颯爽と通勤する」というイメージ先行ではなく、しっかりとリスク管理をしておきたいですね。 こんな恐ろしいニュースもありました。

「自転車」の事故で「免停150日」 賠償金5000万円のケースも

このように、自転車に限ったことではなくても、自分が被害者になるケースはもちろん、加害者になってしまったときの賠償責任についても普段から対策を講じておくべきです。 賠償責任については民間の保険商品でカバーできる部分もありますから、契約中の保険の補償内容を確認することや、示談交渉サービスといったことまで含めてしっかりと準備をしておきたいところです。

 

あと、これは通勤中に限りませんが、「飲酒」についても安易に考えている時代ではなくなりました。 自転車通勤で仕事帰りに会社の近くで同僚と一杯とか、休日に自宅近くの居酒屋に自転車でというのも避けなければいけません。 飲酒運転による自動車の重大事故が相次いだために道路交通法が改正され、今どき飲酒運転を軽く考える人はいないと思いますが、自転車についてはどうでしょうか。 自転車も「車両」です。 ルールやマナーを守ることは当然ですが、あとで「しまった!」とならないように万全の注意が必要ですね。