「共有」と「所有」のバランス

「共有型経済」が硬直化した市場の活性化に貢献しているというニュースです。

共有型経済ーなぜ「くまモン」は人気になったのか Yahoo!ニュースBUSINESSより

「共有できるものは共有したほうがいい」という考え方に賛成です。

「くまモン」の大ヒットのような、「共有型」キャラクターというのも特徴的な出来事なのかもしれませんが、オフィスシェアやルームシェアについては、昔からありますよね。 また、カーシェアリングなども含めて、「シェアする」というマーケットは、厳しい時代背景が長らく続いたことによる「価値観」の変化や多様化の影響もあって、これからも成長していくような気がします。

ただし、何でもかんでも、「共有」というのでは、家計の「節約」と同じで、「所有したい」という欲望を排除してしまうような「寂しさ」を感じてしまうのは、私だけではないでしょう。 「共有」で構わないと感じるものは「共有」する。 しかし、「所有」したいと願うものは確実に「手に入れる」というのが、日々の暮らしや、将来の暮らしにとって励みになるのではないでしょうか。

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「欲しいモノ」と「必要なモノ」の違いを考えてお金を使うことは大切ですが、価値観というのはひとそれぞれです。 長期的な家計の裏づけを大きく逸脱しないのであれば、単純に「欲しいモノ」まであきらめることはありません。 「欲しいモノを手に入れるために頑張る」「頑張った自分にご褒美」というのが必要なタイミングもあるでしょう。 家計管理という切り口だけでなく、「自分らしい暮らし」という面からも、「共有」と「所有」をうまくコントロールして、バランスの良い生活をしたいものです。