合格祈願!保護者の準備は、ずっと前から始まっていた

受験シーズン真っ只中ですが、すでにほっと一息という人から、まだまだこれから本番という人もいらっしゃるでしょう。 わが家にも、2人目の大学生が誕生するのかどうか……。(汗) さて、受験本番を迎え、それでなくてもピリピリしているところに、教育費用の心配までしなければならないようでは、親としても大変です。 「お金がたくさんかかるよ」というのは、ずっと前からわかっていたことですが、まとまった金額ですし、しかも、こらからしばらく続きますからね。

子どもが小さい間から、将来の教育費用について考える場合には、具体的な金額を予測しておくことが必要です。 今は、ほとんどの学校のホームページで、授業料などの情報も公開されていますから、調べようと思えば簡単ですね。 「どこの学校へ進むのかわからないし」ということではなく、例えば通える範囲の人気校でも、保護者の母校でもよいので、「相場感」をつかんでおきたいですね。

受験といっても、大学だけではありません。 小学校から私立を受験ということだって考えられますから、準備するなら早いほうがいいのは間違いありません。 教育費用を準備する、つまり「お金を貯める」には、具体的な目標が必要です。 無謀なチャレンジをする必要まではありませんが、いろいろな可能性について予測しておき、できる範囲の準備については確実に実行しておきたいところです。

教育進路ごとの家計予測

 

例えば、どうしても通いたい私立大学に合格できたものの、授業料の負担が追いつかない場合には、奨学金の利用も考えられます。 もちろん、奨学金の申請にもいくつかの条件がありますが、いずれにしても基本的な手続きは子ども本人がするものです。 親は保証人になるだけですから、子どもの将来や、教育について、家計に関することまで普段から話し合えるようにしておくことも大切です。

10代の子どもは難しいお年頃です。 いろいろと悩みながら「大人への階段」を登り始めているわけですが、子どもの成長を心身ともに願わない親はいません。 いつまでも子どもだと思っていても、すぐに社会人になって家庭を持つようになります。 勉強だけでなく、お金のことについてもしっかりと自立した大人になってもらいたいですよね。

指定校推薦などで、早い時期に合格が決まるような場合には、入学金などを納めるのが12月中になることもあります。 また、入学金を含めた授業料もそうですが、塾の費用も意外にかかります。 もちろん、本人次第ですが、親としては、心の準備だけでなく、できることはやっておき、いざというときに慌てなくてもいいようにしておきたいですね。

 

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