「企業理念」って、やはり大切

厳密には、「企業理念」と「コーポレートスローガン」は違うものだと思いますが、ヤクルト本社のコーポレートスローガンは、「人も地球も健康に」でした。

“ヤクルトレディ”700人を正社員に、年収は150万円→200万円 群馬ヤクルト マイナビニュース

ヤクルトレディって、業務委託契約だったんですね。 すっかり、パート契約だと思い込んでいました。 契約形態が変わりますから、年収が50万円アップだと、10年間で500万円の違いか~、というように単純にはいきませんが、それでも大きなインパクトですね。

ヤクルトスワローズ

 

夫婦でご相談にお越しになる場合、家計改善のために、妻が「私もパートで働く予定です」ということも良くあるのですが、パートで働く場合の職場や、条件などについても具体的に調べているご相談者の場合と、そうでないケースとがあります。 さらに、パートで働いた収入のなかから、金額にしていくらを家計に入れるのか……、といったことまで検討しておく必要がありますね。 外に出て働くとはいっても、それなりに支出も伴いますから、よくある「年収100万円くらいに抑えておいて」という場合でも、そのまま100万円が家計に入るわけでもありません。

 

パートで働くという場合でも、働くことの目的や動機が「厳しい家計を助けるため」であっても、もちろん構わないのですが、「これくらいのペースで働いて、パート収入からこれくらいの金額を家計に入れれば、将来、こんなに家計が見違える」というところまで予測できていれば、働くことのモチベーションや家族の協力も違ってくるのではないでしょうか。 冒頭の群馬ヤクルトの場合、ヤクルトレディの働き方の選択肢を増やすという意味でも、素晴らしいことですし、環境問題への取り組みも積極的です。 企業理念やコーポレートスローガンのようなものを、一般家庭に持ち込んで「わが家スローガン」を掲げるのもいいかもしれませんね。