駄々っ子には、鬼の力を借りる

グズる子どもに手を焼くお母さんに頼もしいアプリが登場?

「もしもし、赤鬼です!今から行きます」スマホに”鬼”が電話を掛けてくるアプリ、子育て世代ママに人気 msn産経ニュースwest

 

鬼って、小さいときは怖いんですよね~。 寝かせるどころか、逆に寝られなくなってしまうんじゃないでしょうか。(汗) ちなみに、こんな感じで電話がかかってきます。

鬼から電話

 

無料で用意されているシチュエーションには、鬼ほど怖いものばかりではなく、お医者さんや救急隊員といったようなものもありますから、本気で怖がる子どもにはそちらのほうがいいかもしれませんね。 子育て世代ママに大人気ということですが、実際には容認派と否定派とにわかれるようです。 ま、上手に使うか、捨てるかは自由ですから、試してみるのもアリかもしれませんね。

 

ずっと前から、「子どもが泣き止む音」「子どもが泣きやむCM」とかの話題も根強い人気ですから(検索してみてくださいね)(笑)こんなアプリが登場するのもわかるような気がします。 私だって自信をもって子育てを経験してきたわけではありませんが、辛いことがあっても、もっと楽しいことがあるのが子育てですよね。 こんなアプリもジョークとして楽しんだり、あまりストレスを溜めすぎないようにしたいものです。

 

いっそのこと、家計簿が続かない人に「怒号電話」がかかってくるアプリなんて、いいかもしれません。(笑)

 

 

みんな、持ってるもん

子ども「ねぇ、何回も言うけど、○○買って~」

親「まだ、いいです」

子ども「だって、みんな持ってるもん」

という会話は、昔から変わりませんが、予算的には高額になってきているように感じますね。

4月から新学期、「子どもにスマホを持たせるべきか」親の悩みは尽きることがありませんが、サーベイリサーチセンターが実施した「新中学生・新高校生のケータイ・スマートフォン実態調査」によると、人気の端末はiPhoneのようですね。 そして、費用や安全性といった部分では複雑な親心が垣間見える結果となっています。

スマホ

 

不安の三大要素は、「有害情報」「高額請求」「ネットトラブル」と言えそうですが、いずれにしてもこれらの問題は避けられないものです。 与えるときに厳格なルールを決めるよりも、ネット上のさまざまな問題について「こういうことが普通に起こる世界」と理解しておくことのほうが大切ではないでしょうか。

 

また、家計に占める通信料金についても悩ましいところです。 インターネットやケータイ・スマホについては非常に便利なものだけに、一度手に入れてしまうとなかなか手放せないものです。 小学生のときから塾通いでケータイを持つことが当たり前になっているからといって、与えられることが当然で、いつまでもいくらのお金がかかっているのか知らないようではいけません。 月々の利用料については親のクレジットカードで引き落としというのが多いと思います。 カードの請求明細を親子で確認するというのもアリだと思いますが、より現実的には、ケータイ・スマホの利用額の上限を決めておいて、おこづかいに月々の使用料金を含めてしまうというのはいかがでしょうか。 おこづかいを渡しておいて、カードの引き落とし日に明細の金額に応じて子どもから集金するという方法です。 現実的でしょ? って、わが家ではそこまでできておりませんが、そこはそう、それぞれの家庭に合った方法を考えてみましょう。

 

 

「義務で遊ぶ」という不思議

私が子どもの小学校のPTAに関わるようになったのは10年前のことですが、当時から今でも変わらずに、小学校区のまちづくりについては「安心・安全なまちづくり」というスローガンが続いています。 安心して子どもを外で遊ばせることが難しい時代、これは地域だけの問題でもありませんが、非常に残念なことですね。 一方で、子どもの体力低下について心配するニュースにも事欠きませんが、子どもたちだけでも安心して遊べる場所の確保が難しいといった場合に、放課後の校庭が候補になることも理解できます。

ところが、こんなニュースがあると、違和感を感じずにはいられません。

小学校 外遊び義務です 都教委方針、毎日60分 東京新聞 TOKYO Web

大人が、大人だけで考え出した「苦肉の策」

そんなイメージですが、皆さんはいかがでしょうか。(汗)

「休み時間や放課後に教員が主導し、毎日計60分間、外遊びをする」って、先生にそんな時間の余裕があるのでしょうか。 先生はもちろん、子どもたちにも余裕があるのかな? 小学校単位で一斉に……、という時点でムリがあるように思います。 どうしても東京都全体で子どもの体力向上をというのであれば、体育の時間を増やすしかないんじゃないでしょうか。 でも、それはそれで、ムリなんですよね。(笑)

外遊び

私がPTAのお手伝いをしていた近所の小学校は、児童数が少なくて1学年2クラスでした。 1年生から6年生までみんなが名前を知っていて仲も良く、短い休み時間でも全員が一斉に校庭に飛び出して遊ぶのが冬でも当たり前の光景でした。 ところが、つい先日、同じ市内の別の小学校に用事があって出かけたのですが、その小学校では休み時間に外で遊ぶ児童がほとんどいなくて、気になって聞いてみると、元々そういう傾向が強いようでした。 同じ市内の小学校でも違うものだな~と、驚いたばかりでした。

 

「義務で外遊び」に反対!とはいっても、「じゃぁ、他に対策は?」と聞かれると、何もありませんが、勉強しろ!じゃなくて、遊べ!という時代っていったい……。

 

 

 

世代間賃金配分が家計を直撃?

アベノミクスによる、今後の企業業績回復期待ムードもありますが、春闘については引き続き厳しい展開が予想されています。 特に、再雇用を理由にした賃金抑制の動きについては注目が集まっているところです。

【春闘】バブル世代がコストカット対象? シニア雇用延長で世代間の賃金配分焦点に

「大量採用された40歳代後半のバブル世代がコストカットの主な対象になる」というのが現実になれば、教育費の負担が最も大きい世代にとって、家計への影響が大きなものになりそうです。 もともと、子どもが大学進学を迎える時期には、家計の年間収支が赤字になることも多く、そのために子どもが小さい間から貯蓄をして備えておくというイメージが一般的です。

教育費からみた家計のイメージ

このグラフは、2人の子どもの教育進路によって、将来の貯蓄残高推移にどのような影響があるのか比較してみたものです。 一番貯蓄残高が多く推移する、上のブルーは大学のみ私立(文系自宅通学)、ピンクは中学~大学まで私立、オレンジが小学校から大学まで私立として試算したものです。 ここでは収入や支出についての具体的な金額は関係なく、単純に教育費負担についてのイメージを確認するためだけに作成したものです。

 

赤い丸印で囲んだ、(1)が「貯める時期」だとすると、教育費の負担が大きくなって貯蓄を取り崩す(年間の家計が赤字になり貯蓄残高が減少している)(2)が「使う時期」ということがはっきりとわかります。 そして、ずっと先のことだからと、なかなか具体的なイメージを持てない(3)ですが、退職金をもらった時期が貯蓄残高のピークとなったあと、長く続く退職後のライフスタイルに大きな影響を与えます。

 

40代後半の世代について収入が「伸びない・減る」ということは、「貯める時期」に思ったように貯められなくなる可能性が高く、そうでなくても教育費の負担が重くのしかかる家計へのダメージが心配です。 晩婚化や晩産化によって、しっかりと貯蓄で準備できる期間が短くなる傾向もありますから、「まだ早いかな」とノンビリしていられる時代ではどうもなさそうです。 デフレ脱却については、大いに政府に期待したいところですが、家計においては引き続き自衛のためにも「貯める時期」の努力が必要です。

 

 

子育ては親育て

「過保護」や「過干渉」に対して、「放任主義」というのもあります。 親子関係の適度な距離感というのは、それぞれの家庭によって違うものだとは思いますが、親だっていろいろと悩み考えながら子育てをしているものです。 大学の入学式だけじゃなく、卒業式にも両親や祖父母が出席するようになって、大学側が会場の確保に奔走するようになっているとも聞きます。 大学の卒業式に出席するのが過干渉だとも思いませんが、大学を卒業して社会人ともなれば、もう一人前の大人です。 そんな中、就活最前線の厳しい現実を知り、心配で仕方ないのはわかりますが……

【プロが教える就活最前線】親の過剰な就活サポート その結果は… 

「かわいい子には旅をさせよ」という諺がありますが、子どもに合わせた適度な距離を保ちながら見守るためには、親にも辛抱が必要ですね。

親子

 

私が活動しているNPO法人で行っている金銭教育プログラムでも、子どもの主体性を養うことを盛り込んでいます。 子どもの年令や個性に合わせて、与えるお金の額と買っていいものの範囲を決め、あとは全てを任せたうえで様子を見るというものです。 使ったあとで、「あ~、こんなもの買わなければよかった~」とか、「ガマンして貯めたから欲しかったものが買えた」といった小さな経験の積み重ねから、子ども自身が学ぶことが大切だと考えるからです。 親としても、「もったいないから、買いません!」「また、そんなムダ遣いして!」と、イライラから開放されますね。(笑)

 

「子育ては親育て」とも言いますが、子育てを経験しながら親も育つというのは、そのとおりだと思います。 自分の子どもが可愛くない親なんていないと思いますが、子どもの「自立」や「自律」を願わない親もいないと思います。 子どもとの「適度な距離感」、考えてみたいですね。

 

 

金銭教育を超越した存在

鳩山家の相続によって、またしても桁外れな生前贈与が話題になっています。

鳩山家ゴッドマザー安子さん死去!生前に由紀夫・邦夫兄弟に42億円ずつ贈与

贈与税はもちろんですが、「相続税ってどれくらいの金額になるんだろう」とか、「相続税対策としてのメリット・デメリットはどうなんだ」とか、いろいろと想像することもある意味楽しいものなのですが、もう一つのアプローチがあります。 大富豪や大資産家のお金に対する価値観とか金銭に対する教育方針ですね。 歴史のある欧米の資産家は、子どもへの財産移転の前にしっかりとした教育をし、相続が発生したからといって安易に「放蕩息子」を生まないための知恵があると聞きます。

 

セレブ

 

私が活動しているNPO法人でも、金銭教育プログラムとして「親子おこづかいゲーム」というのを使って活動していますが、そこでは子どもはもちろん、親子のお金に対する価値観や、お金を使ったコミュニケーションを大切に考えています。 「欲しいモノ」と「必要なモノ」の違いを考えてお金を使うことや、お金ですべてが買えるわけではないこと、お金よりも大切なモノがあること、などについて家族で話し合えるきっかけを提供できればと考えてプログラムを続けています。

 

日本では欧米のような大富豪が育たないとも言われますが、逆に、われわれ一般家庭から見れば「お金持ち」といっても桁外れのレベルです、当たり前のことが当たり前じゃない世界、興味本位で覗いてみるくらいでちょうどいいのかもしれませんね。 われわれには理解できない複雑な事情が絡んでいることでしょう。

 

 

市場で経験値を上げて戦闘力アップ

インターネットショッピングに関する調査結果によると、過去1年間に1度でもネットショッピングをしたことがある人は9割にも達していることが明らかになったようです。 インターネットショッピングを利用する理由として、1位が「外出しなくても買い物ができる」ということですが、2位以降もなるほどと思える、ネットショッピングの特徴が現れています。 もちろん、忙しくて買い物にかける時間がないというのも昔からありそうですが、インターネットの普及に伴って買い物のスタイルも大きく変わってきましたね。

市場

 

もちろん、ネットショッピングを利用している人が、すべての買い物をネット通販などで済ましているわけでもないとは思いますが、昔ながらの商店街などの対面販売の楽しさやメリットが失われる一方だとすると気になります。 関西で言うところの「勉強しまっせ~」という値段交渉や、食材の美味しい調理法を伝授したりといったコミュニケーションに関しては、対面販売に勝るものはないでしょう。

 

特に学生さんとかは、ネットショッピングやコンビニで普段の買い物を済ませてしまうことも多いと思いますが、コンビニでの買い物でもネットショッピングと同じように、一言も言葉を発しないままで買い物を完結してしまうことが可能です。 ファミリーレストランやファーストフードのマニュアル対応とは正反対になりますが、昔ながらの市場での買い物を積極的に楽しめば、一種のコミュニケーションスキルアップになるかもしれないのに……。 日々の生活に、全く知らない人との接触をもっともっと増やしながら、コミュニケーションの経験値をアップして、厳しい就活戦線をたくましく戦い抜こう!というのは大袈裟でしょうか。

 

 

30歳の成人式

「第二成人式」という言葉を聞いたのは2~3年ほど前のことだったでしょうか。 被選挙権を得る25歳に、まちづくりや政治への参加意識を高めようという趣旨だったと記憶しています。 そして、今度は、「30歳の成人式」が開催され始めているようです。 20歳の成人式と同じように、日本全国で毎年行われることをゴールにしているとか。 いわゆる県人会の若手バージョンとか、成人式の同窓会のようなイメージで楽しそうです。

 

社会人になって10年近くも経てば、それなりにいろいろな問題とかストレスを抱えていることも多いかもしれません。 最近は、女子も総合職が当たり前のようですし、地元を離れた職場に勤めて、なかなか思うように実家に帰れなかったりということも多いようです。 堅苦しい「式典」というよりも、気軽に参加できるパーティー? いや、今だと 「街コン」ならぬ「街同窓会」のようなイメージでしょうか。

パーティー

今後の人口動態は混沌としていますが、地方都市にとってみればUターン転職や、家業を継ぐために実家に戻るとかも働き手の確保や地域活性化としての意味もあるでしょうし、「30歳の成人式」というのが定着すれば、効果があるのかもしれませんね。 生まれ育った地元に戻り、同じ年令の同級生と仕事を離れた立場で交流するというのは、いろいろな面で「刺激」や「癒し」になりそうですから。

 

「20歳はまだまだ子ども、30歳でようやく大人」という説も一部ではあるようですが、今では高校はもちろん、中学生のうちから将来の進路について絞り込んでいくようなことが求められる時代です。 本当に自分のやりたい事を見つけるって、30歳くらいからなのかもしれませんし、もしかしたら長い人生の間でのターニングポイントになるかもです。

 

私が金銭教育活動を行っているNPO法人では、子ども対象の「親子おこづかいゲーム」のなかで、保護者向けに、「自立」と「自律」というメッセージを伝えています。 簡単に言ってしまうと、「精神的自律」と「経済的自立」です。 子どもが20歳、30歳という節目を迎えるときに、親も子離れできているのか考えてみたいですね。 「子育ては親育て」という言葉もありますから。

 

 

お年玉で、おこづかい体験

激しくなる、正月用の「おせち商戦」のなかで、ホテルのおせちが好調だそうですね。 家でおせちを作ることも少なくなったということもあると思いますが、ホテルメイドは種類も豊富で、数量も多く、なによりも安心感という意味でも有利なのかもしれません。 おせち料理に代表されるようなお正月の過ごし方も、ずいぶんと変化してきたように感じます。

 

おせち料理には、新年のお祝いと保存食というふたつの意味があると思いますが、私なんかが子どもの頃に教えられた、「おせち料理の意味」なんかも子どもたちへ伝えていきたいもののひとつですね。 マメに働く「黒豆」、子孫繁栄の「数の子」、豊作を願う「田作り」、よろこぶの「昆布巻き」、お煮しめも、子宝の「里芋」、先を見通す「れんこん」、大きな芽がでる「くわい」などなど、不思議と今でも忘れないものです。 正直、子ども向けのメニューではありませんから、カマボコやハム、出し巻きなどを中心に食べていたように思いますが、今と違い、昔はどこのお店も三が日は休みでしたし、お雑煮、おせち、焼き餅、お菓子の繰り返しで、夜は鍋といった感じでした。 初詣のあと、たこあげやコマ回しなど、外で遊ぶ以外は、家のなかでずっとテレビを見ながら、家族全員でダラダラしていましたね。

お雑煮

祖父母の家に集まって、いとこまで含めて三世代でお泊り、なんていうのも住まいの様式が変わったおかげで、都会ではなかなか難しい時代かもしれません。 テレビの前に布団を敷き詰めて、みんなで雑魚寝、深夜までテレビもつけっぱなしで、ダラダラと……。 これも大切なコミュニケーションだったのかもしれませんね。

 

あと、お正月といえば、「お年玉」です。 私が活動しているNPO法人では、「金銭教育プログラム」のなかで、親子おこづかいゲームを中心に、月額のおこづかい制度を推奨していますが、まだ少し早いかな?という家庭では、お年玉をつかっておこづかい制の試運転をしてみるというのはいかがでしょうか。

 

せっかくもらったお年玉、「何に使いたい?」という話題から始まり、「どんなことまで使ってもよいか」という約束をしたうえで、あとは子どもに任せてみる。 実際にどんな使い方をしたのか報告をすることや、お金の管理についてのルールを決めたら、それ以上はあれこれと口出しをしない。 最初は、子どもの新たな一面を知ることができたりして、楽しい発見があるかもしれませんよ。 自分で考えてお金を使うことは、「とても大切な」小さな失敗を経験できることにつながります。 お金に興味を持ちはじめたら、一度、試してみてはいかがでしょうか。

 

住まい選びと、学区選び

何かと慌しい年の瀬を迎えますが、「新年は新しい住まいで」と、年内に引越しの準備している人も多いのではないでしょうか。 住まいを選ぶ際、重要なポイントになるもののひとつに、勤務先への交通手段があります。 東京都心部へは「通勤地獄」と称されるようなストレスを強いられますが、「混雑度」「運行本数」「終電時間」という指標を使ったランキングが発表されました。

東京都心へ通勤しやすい路線は? (ITM 「Business Media 誠」の記事へ)

私も過去に7年間ほど埼玉県に住んでいたことがあって、埼玉県内(乗車時間20分)、埼玉⇔東京千代田区(乗車時間50分)、という電車通勤を経験しましたが、今となっては正直なところ、あの頃には戻りたくありません。(汗)

 

住まい選びは、立地・周辺環境などの条件を絞り、だいたいの価格帯を調べることから始める場合もあると思いますが、通勤手段と所要時間を重視する人も多いのではないでしょうか。 もちろん、人それぞれの価値観は違うので、周辺の自然環境、生活の利便性、イメージやステイタス、実家との距離など、優先したいポイントもいろいろとあります。 今回は、「子育て世帯の住まい選び」という観点から、私自身の経験も踏まえ、「考え方のひとつ」として、簡単に書いてみたいと思います。

教育環境

子どもがいる、子どもをもつことを考えている、という世帯であれば、住まいを購入するときに、教育環境を立地条件のポイントに加えることは多いでしょう。 不動産屋さんのチラシに、「人気の○○小学校区」「○○中学校区」と記載されていることからも、重要な情報であることは間違いありません。 そうはいっても、全く知らない土地であれば、それだけの情報で選ぶのは勇気がいるものです。 「子育てしやすい環境」というポイントも住まい選びの条件に加えたいところですが、「住んでみなければわからない」というところも多いので、購入前の賃貸住居選びの時点から「購入計画」が始まっていると考えたいですね。

 

子どもの数が少なくなっているということもあり、「地域全体で子育てをしよう」という取り組みは全国に広がっています。 まちづくり活動のなかでも、地域住民が主体となった「安心・安全なまちづくり」のひとつとして、「子どもを見守ろう」という活動は増えていますね。 また、自治会や子ども会といった組織の活動もそうですが、地域全体で子育てを考えようということに積極的な環境かどうかというのは、実際に近くに住んでみないとわからない部分です。 そんななかで、「ママ友」の情報網はとても発達しています。 賃貸暮らしの地域が、いずれ住まいを購入したい場所に近ければ、それだけ有力な情報がクチコミで集まりますので、長期的な目線で時間的余裕を確保した購入計画が望ましいですね。

 

もちろん、「資金計画」も重要なテーマですから、いずれにしても住まい選びには十分な時間をかけたいものです。