クールビズは手段であって、目的ではない

クールビズに、スーパークールビズ、暑がり・汗かきの私は大賛成です。

クールビズ始まる 省エネ、温暖化対策 今年も1ヶ月前倒し msn産経ニュース

なので、もちろん「クールビズは引き続き、やるべき」という考えです。

クールビズって、地球温暖化対策の一環として、「職場の室温を28℃に設定しても快適に」というのがきっかけだったのですが、そうでなくても、日本の夏は会社員のスーツ姿には暑すぎでしたから。 職場内もそうですが、外回りの営業マンが上着にネクタイを強いられるなんて、ここ数年の猛暑は拷問といえるほどではないでしょうか。

猛暑

 

クールビズも、公的機関や金融機関が積極的に導入したことで、幅広い業種にも浸透してきましたし、また、メーカーの努力もあってか、ファッションとしてもおしゃれでカッコいいものになってきました。(昔の省エネルックの批判ではありません)(笑) いろいろと選択肢が増えることが消費にもつながるんですね~。 アロハシャツはムリでも、ポロシャツくらいには挑戦してみたいな~、って個人的には考えたりしますが、私も含めて、それぞれの仕事の内容に応じて自由に考えてみてもいいのではないでしょうか。 「ネクタイを締めたほうが、気分的にもキリッとする」ということもあるかもしれませんが、とにかく日本の夏は熱い、蒸し暑い。 もともとスーツが向いているような気候ではありません。

 

さらに、つけ加えれば、室温28℃の設定努力が必要なのは理解できますが、外から戻ってきた営業マンや、来店したお客さんの汗が引かない。(特に私の場合?)(笑) できれば、環境問題やエネルギー問題の解決についての方向性が早期に見つかり、少しでも今の状態が緩和されるように強く、強く、願いますし、それが本題だと考えますが、いかがでしょうか。

 

将来、本当にやりたいことは何ですか?

ヤフーが、最長1年間の休暇を取得できる制度を検討しているようです。 さすがに有給休暇とはいかないようですが、休暇中の過ごし方は自由とのことで、休暇後の退職・起業もアリとか。

こうした制度の導入ですが、「仕事の糧になるはず。長すぎることはない」と思いますね。

「自由に長期休暇を」と言われると、私なんて、もう何年もまとまった休みをとっていませんから、「海外のリゾートへ…」くらいしか思いつきませんが、有給休暇ではありませんからね~。(笑) もちろん、検討中の制度の対象となる社員の基準って、いくつも考えられると思いますが、気になりますね。

リゾート

 

十分なキャリアを積んだあと、将来のライフプランについてあらためて「じっくりと考えてみる時間」ということであれば、とても贅沢なことだと思います。 自分自身の人生、将来、本当にやりたいことって、色々な壁があると勝手に考え、年齢を重ねているうちに自然とあきらめていませんか?  一週間の有給休暇くらいでは、本当に仕事をリセットするのも難しいものですが、半年なり一年という期間であれば、完全に仕事から離れることも可能でしょう。 第二の人生を踏み出す機会ということだけではなく、一度、自分自身の人生のたな卸しをして、将来について仕事のことはもちろん、自身や家族の暮らしについて考えてみるチャンスですね。

 

「景気が……」「取引先が……」「上司が……」とか、「収入が……」「お金が……」とか、

 

とりあえず、本当にやりたいことを妨げているモノをリセットしてみて、もう一度考えてみるには、「強制的な長期休暇」くらいはあったほうが、長い人生には必要だと思いますが、いかがでしょうか。 とはいっても、突然、「来月から1年間の長期休暇をとっても良いよ」なんて言われても、「何をやっていいのかわからない」という人がほとんどでしょうから、将来のことって、たまには「本気で」考えておきたいですよね。

 

 

生涯現役宣言

「まだまだ、若いもんには負けへんで~!」

働くシニア1192万人 6年連続最多更新 就業者の2割 総務省調査 msn産経ニュース

働いている人のうち、ほぼ2人に1人が60歳以上ということで、これからは、働くシニアが存在感をアピールするようになるのでしょうか。 もちろん、「改正高年齢者雇用安定法」の影響もあるとは思いますが、「現役世代の収入減につながるのではないか?」といった見方もあります。 「まだまだ、負けへんで~!」という元気なシニアばかりだといいのですが、「仕方ないから」と、消極的に働く人が多いようだと雇用サイドも負担を感じるかもしれませんね。(汗)

通勤

 

年金受給開始年齢の引き上げで、定年が延長されることは予想できたことですから、「60歳ですっぱり退職したかったのに……」という人も少なくなっているとは思いますが、60歳以降の働き方については、どのような「生き方・暮らし方」を希望するのかというのと一緒に考えておく時代になったということですね。

 

私なんかのように自営業者はもちろんですが、会社勤めの人もこれからの時代は、「いつまで働くのか」「どんなペースで働くのか」ということについても、ライフプランと一緒に考えておく必要があります。 キャリアプランとライフプランは同じなんですね。 もちろん、キャリアといっても会社勤めだけに限りません。 地域の自治会活動やボランティア、趣味や仲間との交流まで、幅広く考えてみれば、外での活動というのもたくさんあるものです。 「現役」という言葉のもつ意味も時代とともに変わってくると考えれば、「引退」や「リタイア」、「セミリタイア」ということを意識するよりも、「生涯現役!」というのが若々しくっていいかもしれません。 実際、60歳代って、まだまだ元気ですから、60歳を待たずとも、早めに「生涯現役宣言」をしてみませんか。

 

 

序列どころか、差別ですね

ときどき、ドラマに登場するくらいなら問題ありませんが、「ママカースト」の話題です。

ママカースト 外車に乗っていたり夫の収入が良いと上層に NEWSポストセブン

公園デビューに始まって、ママ友ができ、なにかと不安な子育ても少し安心になってきた。 その先にあるのが、こうした実態だとすれば息苦しい生活になってしまいますよね。 ママカーストだけでなく、クラスカーストにスクールカーストですって?(汗)

階層上位のママ 会費8000円のランチで困る下位ママ見て楽しむ NEWSポストセブン

よくある話しだとは思いません、というか、思いたくありませんが、ここまでのレベル(?)じゃなくても、複雑な人間関係のことですから、イヤな思いをしたり、苦手な人がいたりって、ある程度はガマンすることも必要かもしれませんね。 程度の問題はありますが。 職場でも地域でも、人間関係で悩むことが多いと困ります。 引越しや転職すればいいという簡単なことでもありませんし、ストレスを抱え込んでしまうのも困ります。

ママ社会

 

ライフプランに限りませんが、家計に関するご相談にお越しになるご相談者の場合、普段の生活や住まい、教育や車について、どうしてもプライドというか「こだわり」のある人もいらっしゃいますが、それは、周りの友人などの影響や「見栄」だったりすることもあります。 「自分らしい暮らし」という意識があれば、あれこれと比べることも少なくなるのですが、なにかとご近所の生活や目線が気になってしまうこともわからないではありません。

 

そのような場合にも、ライフプラン相談というのは役立ちます。 自分自身が、夫婦が、家族みんなが、どのように暮らしていきたいのかを考えていくのがスタートだからです。 お金がたくさんあったとしても、希望する全てが手に入るわけではありません。 「わが家にとって本当に手に入れたいモノ」を確実に実現するには、ライフプランについてじっくりと考え、家族で共有することが大切です。

 

 

 

ゴールは、あったほうがいい、だけど…

勉強でも、資格取得でも、運動でも、ダイエットだって、目標があるほうが頑張れますよね。

小学生の英検受験20万人突破・・・英語必修化で YAHOO!ニュース

しかし、このニュースのようになると、「なにも小学生が…」という人も多いかと思います。 しかも英語ですから、「もっと国語をなんとかしないと!」という意見もあるでしょう。 私なんて、英語はさっぱりですから、少しでも英語ができたらいいのになぁ~と思うこともありますが、日本語に自信があるともいえないので、どちらかというと、「もっと勉強しておけばよかった」みたいな感じです。(笑)

 

小学生の間って、本人が楽しければそれでいいと思います。 楽しいといっても、ゲームをして遊んでいるわけではありませんから次元が違いますけど。 「いろいろとチャレンジしてみて、子どもの得意なモノを見つける」「子どもには無限の可能性がある」と、節操なく何にでも手を出すというのもどうかと思いますが、小学校で英語が必修化となるとインパクトは大きくなっても仕方ないでしょうし。

 

個人的には、英検受験よりも先にやっておきたいことが、小学生の間は他にもたくさんあるんじゃないですか?と感じました。

ゴール

 

小学生の場合には、例えば机に1時間向かっていられる「ガマン?」が身についているとか、そんなレベルだと思いますから、それが漢字でも英語でも、本人が興味があって楽しみながら続けられることが見つかればそれでいいと思います。 その先に目標として受験があって、さらに「やってみよう!」って思えるんならいいですよね。 結果として、挫折することもあると思いますが、それも大切な経験ですから。

 

子どもの頃から、小さな失敗も含めて、たくさんの経験から本人が学んだことは、社会に出てからも役立つはずです。 いろいろなことに興味をもってチャレンジし続けることなら、応援してあげたいですね。 「たまたま見つかったのが英検だった」というなら、ちょっとカッコいいです。

 

 

企業の景況感改善で、消費者の実感は?

昨日、4月5日は、東証第1部の売買高が過去最高を記録しました。 その後、NY外為市場では、発表された米雇用統計の評価を巡って円相場が乱高下しましたが、1ドル=97円50~60銭の水準で終了しました。

株価

 

日銀が4月1日に発表した3月の短観によると、大企業製造業でマイナス8と、3四半期ぶりに改善したということです。 「われわれ庶民の財布が豊かになるのは、いつのことか」という気持ちもありますが、代表的な経済指標が改善されないことには、本格的な景気回復も期待できませんから、実態経済が追いついてくれることに期待するばかりです。

 

つまり、私自身もそうですが、この日銀短観の発表をもって、「うんうん、確実に景気は上向いているよね」という実感のある人は少ないのではないでしょうか。 国民全体の消費マインドがアップするためには、大企業はもちろん中小企業の業況判断指数にまではっきりとした改善がみられないといけないでしょうし、最終的には収入が増えることが重要でしょうね。

 

ま、個人の家計分野において、こうした経済指標に振り回されることはないわけです。 短期的なトレードを重ねる投資家にとっては重要なイベントのひとつですが。(笑)

 

それよりも、長らく不景気だと言われ続けて慣れてしまいましたが、お正月やゴールデンウイークに海外旅行が多いというニュースは定番になっていますし、テレビでも旅行やグルメに関する番組がやたらと多いですよね。 もちろん、いろいろな分野で「価格破壊」は進んでいますが、まるで不景気とは縁のない国のようです。

 

あまり、周りの情報に影響されないで、「本当に手に入れたい、わが家の暮らし」というものを考えておきたいものです。 家族で価値観を共有し、将来、希望する暮らしを続けられるように今を考えることです。 「パッと使う」ことも、ときには必要ですが、「トレードオフ」も忘れてはいけません。

 

 

 

 

「理不尽」にどう向き合う

本日は、入社式のニュースが目立ちましたね。 日本生産性本部が毎年発表している「新入社員のタイプ」ですが、今年は「ロボット掃除機型」だそうです。

【浪速風】今年の新入社員は「ロボット掃除機型」 msn産経ニュースwest

就職が厳しいことはもちろん大変ですが、就職後に待ち構えている「七五三の法則」というのも気になります。(汗)

新卒離職率が低い、ホワイト企業トップ300 YAHOO!ニュース

ブラックだホワイトだと、就活中の学生さんも情報が多すぎて大変ですね。 ま、あとで「しまった!」というのよりはマシだということなのでしょうか。

新入社員

 

あまりにも酷い職場環境であれば、早めの離職も仕方ないかもしれませんね。 心を病んでしまうようなことになってもいけません。 しかし、程度の違いこそあれ、社会に出ると「理不尽なこと」もあります。 「負けるな!」とか言うつもりもありませんが、「耐える」とか「踏ん張る」ことも必要ではないでしょうか。 あと、できれば上手に「やり過ごす」とか。(笑)

 

「自分探し」「居場所探し」も大切ですが、「ある時期、徹底的にやってみる」ことも良い経験になります。 社会人としての第一歩を踏み出した皆さんが、いろいろと経験を積むなかで、「自分らしい」ライフスタイルを手に入れることができるように応援したいですね。

 

関連記事 居場所探しと自分探し

 

 

見直される、社内コミュニケーション

「飲みニケーション」という言葉は、とっくに「死語」になったかと思いきや、新社会人は肯定的なようですね。 どちらかとういと、先輩社員のほうが「及び腰」な様子が面白いです。

新入社員8割「上司や先輩と飲みにいきたい」 msn産経ニュース

もちろん、いざ、飲みに行っても、「自慢話」「会社や上司への不満」「仕事の愚痴」ばかりだと、次回からは誘ってもヤンワリと断られるかもしれませんね。

「服を脱ぎだす」「携帯気にする」会社の飲み会NGランキング マイナビニュース

マナーやエチケット、「空気を読めよ」というのは先輩社員も新入社員もお互いに大切ですが、会社員生活から自営になったほうの期間が長くなってきた私としては、少々、うらやましいところでもあります。 「飲みニケーション」もそうですが、社内運動会などの行事も見直され増えてきているようです。

「何も、休みの日まで会社の人間と……」

というのが少なくなった理由のひとつかもしれませんが、バブル崩壊後の経済環境によって、福利厚生の形にも変化が及んだのかもしれませんし、会社が保有する保養施設やグラウンドなどを手放すことも当たり前になってしまいましたから。

社内運動会

 

普段、一緒に仕事をしている回りの社員だけではなく、社内の交流イベントを通じて社員同士のコミュニケーションの機会を増やし、会社全体の一体感を高めていくということはやはり大切なことのように感じます。 もちろん、職場だけでなく、職場がある地域、実際に住んでいる地域コミュニティとの交流なども同じです。 私の場合は自営業ですから地域コミュニティでのお付き合いや、同業者同士の交流会などに顔を出すとこも多いので、今、流行り(?)の「ぼっち」になることはありませんが、いろいろなコミュニケーションをきっかけにして、少しずつ広がる「友達の和」って、いろいろな意味で有難いものです。

 

ブログやtwitter、FacebookなどのSNSをツールとして、人とのつながりを広げる方法も多様化してきましたが、きっかけはどうあれ、最終的には、実際に「会う」「話す」「食事をする」「飲む」といったことで関係も深まりますから、古くて新しい「飲みニケーション」を楽しみたいですね。 飲んでばかりもいられませんが。(笑)

 

 

 

幸せの基準

3月20日、「国際幸福デー」にちなんだイベントが各地で開催されました。

幸せってなに? ブータンに学べと初の国際シンポ 京都・立命館大 msn産経ニュース

ブータン国王と王妃が国賓として来日されたのは2011年11月のことでしたが、「国民総幸福量」(GNH)という指標が多くの人に知られるきっかけとなりましたね。

 

「本当に手に入れたい、自分らしい暮らし」というのは、「お金」だけでは実現できません。 もちろん、「たくさん稼ごう」という考えを否定するものでもありません。 将来、希望する生き方や暮らし方を実現するために、今は目標とする収入を手に入れるまで頑張るというのも大切なことですから。

 

仕事柄、これまでに多くの家計に関するご相談者と接してきましたが、ご相談のきっかけとしては、「結婚」「出産」「住まいの購入」「リタイア」と、人生の大きな節目となるタイミングになることも多いです。 多くのご相談者の、たくさんある不安や考え方に接していると、「お金」ってなんだろう……」って考えてしまうこともあります。

 

冒頭のニュースにもありますが、王立ブータン研究所の所長による「多くの所得があっても幸せと感じていない人がいる……」という指摘は、そのとおりだと思いますし、その後に続く、「幸せをつくる要因として、適度な収入や……」というところに共感しました。

 

このブログはもちろん、いくつかのブログやメールマガジンでも書いてきましたが、「豊かで安心な暮らし」には、「三つの健康」=「体の健康」「心の健康」」「お金の健康」が大切です。 ただし、幸せの基準というのは、人によってさまざま。 誰かのライフスタイルにあこがれることも「悪」ではありませんが、大切なのは「わが家の暮らし」です。 希望する「生き方・暮らし方」を具体的に描くことができるまで、家族でじっくりと時間をかけて話し合うことって、意外にできていないと感じます。 ”本当に”手に入れたいライフスタイルですよ、話し合っていますか? わが家だけの「幸せの基準」、考えてみませんか。

 

 

車に、こだわりはありますか?

自分用のセカンドカーがあれば、スポーツタイプの車もいいかな?と思います。

復権 マニュアル車 トヨタ「86」火付け役、ベンツも21年ぶり投入 msn産経ニュース

なにかと話題になる、団塊世代の消費動向ですが、「車を運転する楽しさを思い出した」ということでしょうか。 子どもたちも社会人になり、家族みんなで車に乗るよりも一人や夫婦での遠出が多いと、マニュアル車に魅力を感じたりするのかもしれませんね。

車へのこだわり

 

将来の家計についてのご相談の際、自動車を保有している場合には「車については、何かこだわりはありますか?」と必ず聞くのですが……

「いえ、乗れればそれでいいです」

「新車を買って、なるべく長く乗るように考えています」

「本当は、昔から乗りたい車があるのですが」

ご相談のきっかけが、「住まいの購入」というタイミングだったりすると、さすがに「車」よりも「家」を優先に考えているケースが圧倒的に多いようです。 ただ、「せっかくの新居だから、この際、車も新しく……」ということもありますし、冒頭のニュースのように「運転するのが楽しい」人であれば、車に対するこだわりがあって当然ですね。

ホンダがF1復帰検討へ 2年後めど、新型エンジン提供で参加か msn産経ニュース

モータースポーツの人気が再燃すれば、車に興味をもつ若者も増えるかもしれません。 やりたい事や欲しいモノがたくさんあるって、やっぱり楽しいですから。 長引く不景気で「内向き志向」が当たり前になってしまったような気がしますが、頑張って「自分らしいお金の使い方」をするためにも「外向き志向」でいきたいですね。