そうか!高齢の母にVisaデビットを

先日(2016年10月21日)、ご当地FP®として参加している、エフピーリサーチアンドコンテンツ株式会社(通称FP-RECO)さんのレコ活(過去のレコ活動イベントへ)で、ビザ・ワールドワイド・ジャパンさんにおじゃましてきました。 題して、「Visaデビット FPによるグループディスカッション」(Visaデビット全国普及促進企画?)です。
本題は後半になりますが、しばらくおつきあいください。(汗)

VISAデビット (目の前の後頭部が私)(笑)

まず最初に、ビザ・ジャパンの担当者からVisaデビットカードについて基本的なレクチャー。クレジットカード・プリペイドカード・デビットカードに関する、海外・国内での取扱高割合や特徴まで、非常に興味深いお話しを聞くことができました。 その後、デビットカードを発行している銀行(ジャパンネット銀行・三菱東京UFJ銀行・ソニー銀行)から、それぞれのカードの特徴について解説もしていただきました。

そして、全国から集まったご当地FP®が各地域のブロックごとに分かれて(北は北海道から南は九州まで、総勢35名)、グループディスカッション。 テーマはふたつ、「私のこんなお客様にはこんな使い方を提案できる、こんな使い方が便利」「私の活動地域ではこんな使い方ができる」というものです。

Visaデビットカードを発行している銀行ごとに、銀行の特徴に合わせたデビットカードの利用法があり、使う人によってデビットカードを使う場面もいろいろとありますね。 利用者・加盟店サイドの両者にとってメリットの多いデビットカードですから、これから大きくシェアを拡大していくのではないでしょうか。

VISAデビットカード(私のデビットカードは縦型デザイン)

今回のイベントに備え、私自身もデビットカードを作って、実際に使ってみました。 カードは口座のあった三菱東京UFJ銀行です。 Web上で簡単に発行することができました。

私のオフィスの階下にはコンビニがあります。 朝・昼・夜と、毎日のように利用するのですが、小銭の管理はなかなか面倒です。 デビットカードでキャッシュレス、結果、財布のなかがスマートになりましたし、支払いもスピードアップでいいですね。 あと、通販の決済、今月は利用額が多いのでこれ以上はクレジットカードを使いたくない、でも、代引きや銀行振り込みだと手数料やなにかと面倒だ、というときにもデビットカードは使えます。

三菱東京UFJ銀行のVisaデビットは、2年目から年会費が1,080円必要ですが、年間利用額が10万円以上で翌年度無料になります。 私の場合だと、コンビニで毎日300円使えば10万円を超えます。 小額決済のみの利用でも利用者のライフスタイルやポイント制の違いなどに合わせて、自分にあったデビットカードを選ぶことができますね。

三菱東京UFJ銀行も近くに支店があるのですが、三井住友銀行もデビットカードを発行してくれれば個人的にもっと便利なのに、と、懇親会でVisaジャパンの人に言ってみたら、なんと「使えるようになりました」、帰ってきてから調べましたが、2017年春からは、「非接触決済機能搭載型カード」の取扱いも始まるようです。

Visaデビットカードの特徴は大きく分けて、「即時引き落としで現金感覚」「現金よりもお得・便利」「いつでもどこでも」「安心のセキュリティ」というところです。 さて、ご当地FP®のグループディスカッションを通じて、個人的に気づいたことがあります。

ようやく本題。

カード決済・キャッシュレスというと、若い世代が中心の話題のようですが、記事のタイトルにしたように、高齢者にとっての利便性も非常に高いことに気づきました。 もちろん、現金主義の人が多いということも背景にはありますが、私自身の母を例に挙げてみます。

●スーパーやドラッグストアでの買い物が多いけれど、レジでの支払いに時間がかかって周りの人の目線が気になる。 なのでどうしてもお札で支払うようになり、小銭がどんどん貯まってしまう。

実際に、母が出歩くときに持ち歩くポーチやかばんの中を整理しようとしたところ、出てくる出てくる、パンパンに膨らんだ小銭入れの数々。(汗) とりあえず、小銭入れごとに、硬貨の種類ごとに分けて整理したことが何度もあります。

●ATMを操作するとき、ボタンが見づらくて何度も失敗する。

母は目が悪く、以前にも手術した経験があります。 足も弱ってきているので、何度か銀行のATMに同行したことがありますがそんなときには、横で私が代わりににボタンを押したりします。 知らない人がみたら「振り込め詐欺」だと疑われそうです。(汗)

高齢になって行動範囲が狭くなると、買い物に行くお店も買うモノもある程度限られてきます。 うちの母は今年になって入院(よくある腰椎圧迫骨折)を繰り返しておりますが、(現在3ヵ月のリハビリ入院中)もうすぐ退院予定です。 自宅に戻ってもリハビリを頑張って、近所の買い物くらいは行けるようになってもらいたいのですが、その際はデビットカードでスマートにキャッシュレスがいいですね。 ATMの操作に苦手意識があるので、常に多めの現金を持ち歩いてしまうのも不安です。

子どもにはクレジットカードより前にデビットカードを、留学や下宿住まいにもデビットカードを、というように若い世代のいる保護者にも使い勝手のよさそうなデビットカードです。 ところが、時代はまさに高齢社会。 これからデビットカードが一気に普及するには、高齢者世代に訴求することが一番の近道かと強く感じました。

Visaデビットカード

多くの高齢者が利用しているであろうゆうちょ銀行のキャッシュカードも、Jデビットが使えるんですね。(もうちょっと頑張ってほしいけど)(汗) デビットカードも、VISA・JCB・Jデビットというように複数ありますから、それぞれの特徴、メリット・デメリットをよく理解したうえで、上手に利用してみたいですね。

ご当地FP®集合! (ご当地FP®集合)

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