2020年夏季五輪招致

東京都知事の発言が問題になってしまったのは残念ですが、「五輪を東京で!」には大賛成です。 五輪の商業主義や、お金の使い道が他にも…、といった批判もありますが、本日(5月5日)の長嶋、松井両氏への国民栄誉賞受賞式でもわかるように、スポーツの感動っていいですよね。

IOC視察を終えて(上)”国策”となった招致 4年前とは隔世の感 msn産経ニュース

少し前のニュースですが、不勉強な私はパラリンピックについて、これまであまり知りませんでした。 このニュースにも登場するパラリンピック女子走り幅跳びの佐藤真海選手のことがなんとなく気になって、他のニュースも追ってみました。

【日曜に書く】論説委員・別府育郎 なぜ五輪を呼びたいのか msn産経ニュース

2020年というと、まだまだ先のようでもありますが、被災地の復興はどの程度進んでいるのでしょうか。 運動からすっかり縁遠くなってしまった私ですが、日本での五輪開催を楽しみにしていますし、これからはパラリンピックにも注目してみたいと強く思うニュースでした。

国立競技場

 

前述のニュースで、佐藤真海選手のプレゼンテーションにもありますが、「目標を持つことの大切さ」って、ライフプランや家計管理でも同じです。 「将来、わが家はこうしていたい」という夢や希望については、具体的である必要があります。 明確な目標があれば、その目標を実現するために必要な対策を考えて実行することができるからです。 また、それだけでなく、アレもコレもと、やりたいことが多すぎて、本当に優先すべきことを見失ってしまうことも避けることができます。 「周りの人がこうだから」ということではなく、「自分や家族が本当に手に入れたいこと」について、トップアスリートのように明確な目標を持ちたいものですね。

 

 

あなたはあと何回、親に会えますか?

今年のゴールデンウィークは海外旅行が少ない?

ゴールデンウィークはどう過ごす 意外と少ない「海外旅行」 日経ウーマンオンライン

日程の関係か、円高反転の影響か、理由ははっきりとしませんが、海外旅行の計画を立てている人は今のところ少なくなっているようです。 長期休暇があっても、「財布の中身と相談しながら」というのが現実ですが、お金のかけ方も工夫次第です。 せっかくの休みですから思い切って楽しむのも、な~んにもしないのもアリです。 オンとオフのスイッチを切り替えることに慣れる意味でも、ゴールデンウィークに限らず、企業側が長期休暇を積極的に推奨するようにしてもらいたいですね。

成田空港

 

私も、会社員で子どもが小さかった時期には、盆と正月の帰省を何度も経験しています。 今では、長期の「秋休み(シルバーウィーク)」とかの話題もありますが、「家族で長期休暇をどう過ごすのか?」って、難問のような気もします。 しかし、その理由も、単に長期休暇に慣れていないからかもしれません。 子どもが大きくなれば、家族全員で出かける機会も少なくなりますから、夫婦はもちろん、ひとりでも出かけられるような「趣味」というか、楽しみを見つけておくような努力も必要でしょうか。(笑)

 

「あなたはあと何回、親に会えますか?」というフレーズをよく見かけるようになりました。 夫婦それぞれの両親に会うのが、帰省だけの年に数回だけというような場合、平均寿命を考えて計算してみると実際に会える回数が少ないことに驚きます。 同じように、「終活」も最近は、よく話題になりますが、終活って年老いた両親が自分から進んで行動するばかりとは限りません。 実際には、終活をしてもらって助かるのは子どもだったりすることも多いですから、盆や正月といった家族総出の慌しい時期だけでなく、そんなことを含めて、両親とのんびりと話してみる機会を増やすことも大切ではないでしょうか。 ちょっと恥ずかしいですか? いや、たまにはいいんじゃないですか。(笑)

 

 

できちゃった婚にも、ふたつある

え~っと、何度も読みましたが、いまいち意味がわかりません。(汗)

キスまでする男友達「キスフレ」、36%の女性が「いる」と回答! マイナビニュース

「キス」と「真剣な恋愛」との関係が! き、きっ、キスフレ!(愕) これって、男性側の意見も聞いてみたいと思いませんか? 私だけ?(泣) 「キス」って、正式にお付き合いをしているか、そうじゃなくても、正式なお付き合いに移るための「儀式」のようなものではないのですか? あ、古いですか、そうですか。(笑) この調子じゃ、「できちゃった婚」についても、いろいろと言っていられないかも。

結婚

 

あ、「できちゃった婚」という言葉自体が、「もう古い!」と言われそうですね。(汗)

「できちゃった婚」→「でき婚」→「おめでた婚・授かり婚」(←今ココ)

同じことでも、呼び方が違うだけでも、「後ろめたさ」という意味ではずいぶんと印象が違うものです。 ま、一切を否定するわけではありませんが、出産というのはライフプラン上からも「かなり大きなイベント」ですから、少し感じることを……。

 

タイトルに「できちゃった婚にも、ふたつある」と書きましたが、「できちゃってもいい、できちゃった婚」と「できちゃうには、まだ少し早いできちゃった婚」があります。 ややこしいです。(笑)

 

もちろん、その理由は、「親になる心構え」と「経済力」です。 もちろん、準備不足でも立派に子どもを育てている親だってたくさんいますが、ライフプランに大きな影響を与えるイベントですから、事前の計画や準備を大切に考えておきたいものです。 親になるために必要な「自立」と「自律」、お金だけが人生でもありませんが、希望する「生き方・暮らし方」についても、二人で話し合っておきたいですね。

 

 

 

自分らしいお金の使い方

初売りで人気の「福袋」も、ますます過熱しています。 初詣と同じように、初売りの行列もすっかりお正月の定番となりました。 動物園飼育、横綱白鵬に会える…など”体験型”福袋が人気 関西の初売り

初詣

いえ、過熱しているというよりも、多様化する消費者ニーズに対して、涙ぐましい努力の成果ということでしょうか。 根強い節約志向の一方で、「こだわり消費」にも注目が集まっています。 「価格が安くなければ売れない」という消費とは対極ですが、「高くても本当に価値があるものは売れる」という消費スタイルですね。 「自分らしさ」をキーワードにした価値基準により、商品の選択も多面的になり、購買行動も自立しているということでしょう。

 

「節約ばかりでストレスが溜まり、数ヶ月後には散財してしまった」

 

というのは、よくある話です。 余計なストレスを溜めないためには、財布の紐を「締める」ところと「緩める」ところ、緩急というのは必要だと思いますが、それは長期的な家計管理にも当てはまります。 自分らしいライフスタイルを実現するために必要な、予算面からのアプローチですね。 将来実現したいライフイベントについての予算を考えると目標設定ができます。 そこから逆算して日々の家計管理に生かしていくと、お金の使い方にも緩急をつけることができます。

 

自分らしいライフスタイルを実現するための長期的な展望がはっきりしていれば、「欲しいモノ」と「必要なモノ」の区別ができ、お金を使う場合の優先順位を考えることができるようになります。 お金の使い方にメリハリをつけて、「本当に欲しいモノ」を確実に手に入れるようにしたいですね。

 

婚活も、おひとりさまも、準備することは同じ

ここ1~2年ほどのことだと思いますが、私が普段活動している兵庫県の宝塚市内やお隣のあちこちの地域で「バル」の開催が増えています。 「街バル」ともいうようですが、飲み歩き・食べ歩きのイベントで楽しいですよね。 飲食店だけに限らず、地域の商店が集まったスタンプラリーや、スイーツ限定の食べ歩きなど、他にも工夫を凝らしたイベントが増えているようです。

 

「街コン」って、聞いたことがありますか? バルにも似た、地域振興イベントのひとつですが、街ぐるみの巨大な合コンイベントですね。 時代は、「婚活ブーム」なのでしょうか、それとも「おひとりさまブーム」なのでしょうか?(汗)

 

そんなところに、阪急メンズ東京とプランタン銀座が「合コン」付き福袋を販売するというニュースがありました。 合コンや街コンに着ていくコーディネートを提案し、お得感のある福袋に詰めて、両店内にあるカフェなどで開催する合コンもセットになっているとか。 なるほど、いろいろと考えるものですね~。

合コン

 

少子化、晩婚化、晩産化といったキーワードがよく話題になりますが、ライフプランラボへお越しになるご相談者の方も、30代後半からの教育費用や、40代での住宅購入に関する内容が増えています。 どちらの相談内容も、意外と早くやってくる老後の生活設計に大きな影響があるのですが、このタイミングでは短期的な課題と感じている人が多いようです。

 

子どもを希望する場合には、子どもの教育費用の総額がどれくらいになるのか? 住宅購入を考える場合には、住宅購入と維持に関する総額がどれくらいまで許容できるのか? 世代的にも収入は増えていて、貯蓄などはそれなりに準備できているとしても、普段の生活水準などが微妙に影響を与えたりすることもあります。 特に、結婚・出産・住居購入などの大きなライフイベントについては、長期的な家計の裏付けをもとに考えていくことが大切です。

 

晩婚だから…、おひとりさまだから…、というものではなく、ライフスタイルに合わせて、希望する「生き方」「暮らし方」について考えると同時に、そのための「予算」を立ててみることも必要な時代になっています。

 

年末は関西弁のピーチで帰省?

日本初の格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションが、当初の計画を大幅に前倒しするかたちで利用客100万人を達成しました。 LCCならではの新しい取り組みにも注目が集まっています。

関西弁、茶髪もOK 戻ってきたママさんCA「いつか息子と空へ」

長期的な家計分析にはライフプラン、つまり、将来のライフイベントを積み上げていく作業が欠かせませんが、子どもが小さい間は家族旅行のイベントなども考えておきます。 両親の実家との距離が離れている場合など、旅費もバカになりませんから、こうして旅行手段の選択肢が増えることも助かりますね。

飛行場

 

小学校の夏休みの宿題では、「夏休み新聞」のようなものがあって、新聞に書く題材のために旅行や見学などのイベントを無理にでも作ったり……。(笑)

 

ご相談にお越しになる、若い子育て世帯のご家庭では……、「うちの場合は、実家がとても遠いので旅費が大変なのですが、子どもが小さい間は田舎での体験も大切にしたいので、お盆と正月の帰省は大きくなるまで欠かさないでいようねって夫婦で話し合っています」という微笑ましい例もよくあります。

 

わが家もそうでしたが、子どもが大きくなると、一緒に外食をする予定を合わせるだけでも苦労するようになりますので、こうしたイベントは大切にしていきたいですよね。 家族旅行や外食などのイベントについての予算は、少し余裕を持って計画しておかないと、せっかくの楽しみも半減といったことになりがちです。 大切な家族のイベントですから、「使うときと、締めるとき」のスイッチを上手に切り替えて、楽しい思い出にしたいですね。