10年後、20年後の暮らしを考えてみよう

「壺型」になった、日本の人口ピラミッドです。 5歳階級別のデータでグラフを作っていますが、いわゆる「団塊の世代(色づけした部分)」がいよいよ60代です。 あと20年も経てば、今度は団塊ジュニアが60代を迎えるようになります。 その後は平均寿命も関係し、圧倒的シェアを占めた高齢者の人口も自然減、人口全体としても大きく減少していくことは容易に予測できます。

人口ピラミッド

「いったい、どんな世の中になってしまうんだろう」というように、心配ばかりしていても仕方ありません。 よく言われているように、社会保険制度に対する不安は拭いきれませんが、年金制度がいきなり破綻したり、健康保険制度が崩壊したりということまで考える必要はないでしょう。 ただ、年金の支給開始年齢がさらに後退するとか、受給額が少なくなる、また健康保険や介護保険についても自費負担が増えていくことなどは考えておく必要はありそうですね。

「心配ばかりしていても仕方ない」というのは、「何もしなくてもいい」ということではありません。(笑)

定年制度が変わり、完全リタイアの時期が後にずれること自体が「悪」だと決めつけるわけにもいきませんし、ひとによっては「良」の部分もあるはずです。 いずれにしても、リタイア後の暮らしについて、アレもできない、コレもできないと考えるよりも、本当に実現したいことを見つけて準備するほうが楽しそうです。

ライフプラン相談では、将来の家計の様子を予測しながら、問題点を把握したり、解決策を考えていきます。 その際、大切なことは、将来希望するライフイベントをたくさんリストアップしたうえで、予算を考え、実現性やリスクから逆算して優先順位を絞り込んでいく「過程」です。

「本当はあきらめかけていたけど、実現できるならこんなことがしたい」ということって、自然と忘れてしまっていたりすることも多いんですよね。 「あきらめモード」で家計の将来を考えるのではなくて、「やりたいモード」に切り替えるだけでも効果はあります。 お金に振り回されるのではなく、お金をコントロールするイメージです。 これまでの人生を振り返り、徹底的にたな卸しをしてみると、あなた自身が「本当にやりたかったこと」が見つかるかもしれません。 やはり、ライフプランが「目的」、マネープランはライフプランを実現するための「手段」にすぎないのです。 ずっと先の夢や希望も大切ですが、まずは短すぎず遠すぎない、10年後、20年後に希望する生き方・暮らし方について具体的に考えてみませんか。

 

マネープランは、ライフプランから