老後を生きるのは、自分自身

「老後の生活設計に不安がある」というのがきっかけで、ご相談にお越しになる人も多いのですが、タイミングとしては子育てが一段落してリタイアの準備をという場合と、リタイア後しばらくしてからという場合もあります。 もちろん、退職後の生活設計を考えるには、早いほうがいいのは間違いありませんが、早すぎても情報不足の面があります。 お金の面だけではなく、まずは自分自身がどのような老後の生活を希望するのか、ということについて本当のところを考えてみたいですね。

 

すぐに答えが出ることばかりではありませんが、現役時代に多くの制限があったために自然とあきらめていた「何か」が、きっとあるのではないでしょうか。

別荘の門

 

退職金があれば、流動資産は生涯で最も大きくなっているかもしれません。 退職まで時間がある場合には、少しでも努力して資産形成をという気持ちもわかります。 資産を増やすにも、お金を使う目的や時期が明確になっているほうが安全です。 資産運用のリスクについては、資産運用を始める前にリスク管理についての準備が整っていることが必要です。

 

「健康で、それなりにお金に困らない普通の生活であればいい」という「普通」ですが、それは人によって違います。 「本当に求めていた暮らし」を実現するために、人生を振り返ってみませんか。 資産運用やリスク管理の方法はいくらでもあります。 しかし、その方法を決定するためには、自分自身のライフプランがしっかりと描けていることが前提です。 難しいことではありません。 まずは、やりたいことを全部書き出すことから始めましょう。

 

宝塚のファイナンシャルプランナー ライフプランラボ