誰を守るためのルールなのか

本当は、東京ディズニーランドもこんなことを禁止行為にしたくはないでしょうね。

東京ディズニーランド内で撮影した写真はツイッター禁止に? Yahoo!ニュース

私としては、「マナーに任せるべき」という考え方ですが、少し、他の専門家の意見も聞いてみたい気がします。

子どもたちが、私と一緒にテーマパークに行きたいという年齢でもなくなってきましたが、もし、親子で出かけるのであれば、写真も撮りたいですし、TwitterやFacebookにもアップしたいです。 地域のイベントや行事でも、写真を撮るときにはそこそこ気を使います。 例えば、小学校の運動会や夏まつりが典型です。 行事の楽しさを伝えるためには、子どもたちの笑顔が一番なのですが、中には嫌がる人もいるでしょうし。 難しい問題です。 いえ、難しい問題だ…、とか、この写真はアップできないから、もう一度…、とか考えていると、いったい何を楽しみにやってきたのかさえ、わからなくなってしまいそうですね。

スマホだと、簡単なモザイクアプリとかもありますが、心霊写真のようになりますし。 周りに写りこんだ人をぼかすくらいでしょうか。 しかし、ディズニーランドじゃなくても、背景の建物とかも大事な被写体ですしね。

○○禁止

 

何かを禁止したり、規制したり、時々「???」と思うようなことも多いのですが、たとえば、金融商品を巡るトラブルは増加する一方ですから、消費者保護、投資家保護の観点からも、金融機関の事務手続きには厳格なルールが存在しています。 取引口座を開設する際には、ぼう大な書類に何度も署名をする必要がありますし、その内容についても、簡単な説明だけでは理解が難しかったり、即答できないものまで含まれています。 特に、投資経験や、資金の属性などについては、消費者自身が自分を守るためにも、安易に回答をしないほうがよさそうですね。 投資家保護なのか、金融機関が自分を守るためなのか…、って考えてしまいます。

 

書類にサインする場合には、丁寧な説明を求めるのが当然として、理解できるまで根気よく何度も質問するということは大切ですし、その対応次第で相手の会社や人となりをチェックすることもできます。

 

 

守るべきは何か、どう守るのか

富士山の世界遺産登録について注目が集まっています。

世界遺産登録で注目が集まっている「富士山」--6割の人が「入山料」に賛成 Business Media 誠

私としても、「入山料はむしろ必要」という多数派に賛成です。

世界遺産登録というのはひとつのきっかけであって、増加するゴミの問題については、最低限必要なコストとして、「入山料」の徴収が解決策としては理解が得られやすいと考えるからです。 「富士山の環境を守ろう」といっても、反対する人は少数だと思いますが、実際に、コスト負担ということになると、国民全てからというのも難しいでしょうから。

富士山

 

最低限必要なコストを家計分野に置きかえてみると、「保険」もそうですね。 自分自身や家族を守るために必要な最低限のコストを負担できないようであれば、安心な暮らしを送ることはできません。 ただし、たくさん保険に入ればいいというものでもありません。 想定するリスクの種類やダメージの大きさに合わせて、家計とのバランスを考えることが大切です。 これからは生命保険も「現物給付型」の商品が導入されるようになります。 ますます選択肢の増える保険ですが、「いざというときの安心料だ」というイメージだけではなく、具体的に家計の現状と将来像から逆算して考えることが必要です。

 

 

 

多様な選択肢と、どのように向き合うのか

以前は、「地味婚」のひとつだけだったのですが、最近では、「ナシ婚」「スマ婚」「楽婚」というように、呼び方もスタイルも多様化しているようですね。 経済的事情が背景にあるとはいえ、これも「自分らしさ」を大切にする、価値観の多様化というのも大きいのでしょうか。

これについては、「先々の生活も考え、手軽にすませるのもよい」と考えるのか、「 先々の思い出も考え、ちゃんとやった方がよい」と考えるのか。 ちょっと待ってください、どちらも「先のことを考えて」っていう意味では似ていますよね。 つまり、その場の勢いで結論を出すのではなく、長期的な視野で考えてみましょうという意味では同じように感じます。

ただし、「どちらか選びなさい」となると、私の場合には、後者の「先々の思い出も考え、ちゃんとやった方がよい」という立場に賛成です。

結婚式

 

「思い出」を大切にするということありきではありませんが、それこそウエディングのメニューも多様化していることを考えると、お金のかけ方にもいろいろとあるはずですし。 それに、結婚となると、それまでの独身時代と違って、お互いの家族や親戚との関係もあります。 長いお付き合いになるわけですから、単なる節目のイベントということではなくて、「夫婦の思い出」だけではないたくさんの意味があるのではないでしょうか。

 

「結婚式や披露宴をどのようなものにするのか」これだけを考えるのにも、お金の問題だけではなく、日取りや招待客をどこまでにするのかと、解決するべき課題は多岐にわたります。 若い2人が、お互いの意見や考えを尊重しながらコミュニケーションをとるという意味では、これから始まる長い夫婦生活にとって最初の「試練」ではないでしょうか。(大袈裟?)(笑)

 

将来、実現したい「生き方・暮らし方」を考えるには、「予算」というお金の問題がつきまといます。 お互いの価値観を認めながら共有していくことが希望する暮らしの実現への一歩になります。 たくさんの夢や希望を話し合い、多くの選択肢を見つけることで、優先順位もはっきりとしてくるものです。 それが結婚式や披露宴をしないという結果になったとしても、代わりに手に入れることができた「モノ」本当に手に入れたい「モノ」であればハッピーです。

 

 

 

情報を疑う

ネットのニュースアグリゲーターは、メディアの敵か味方か?

情報を効率的に入手!おすすめキュレーションサービス All About デジタル

ぼう大な情報を、収集整理してくれるサービスが増えているようです。 新聞とテレビのニュース番組が中心だった時代といっても、それほど昔のことではありませんが、それだけインターネットが普及したということですね。 私の場合は、「知っておきたい情報を徹底的にチェックしておきたい」というよりも、気になる情報をピックアップするために、smartNewsというスマホアプリを使っています。 使っている人はわかると思いますが、「Smartモード」というのが非常に便利ですが、肝心のSmartモードの仕組みに著作権上の問題があるとか、ないとか……。 今後の展開が気になります。(汗)

新聞

 

こうしたニュースアグリケーターですが、私としてはもちろん、「好みのニュースだけが手に入って便利」という立場です。

そうはいっても、情報がたくさん入ればいいっていうものでもありません。 手に入れた情報は、「どのように使うのか」が大切です。 溢れる情報に振り回されているようではいけませんから。 同じ事象でも、切り取り方によっては、まったく違った印象になってしまうことも多いですから、手に入れた情報を自分自身でどのように解釈するのか、考えることが必要ですね。 私の仕事であれば、資産運用や金融商品に関するニュースがそうです。 情報が多すぎるために迷ってしまい、ご相談にお越しになるというケースも増えていますから。

情報はたくさん仕入れてもいい、ただし、自分で考えるクセも必要ではないでしょうか。