住宅ローンで迷う理由

固定金利か、変動金利か……

それぞれのメリットやデメリットについて整理して考えることも大切ですが、将来の家計の状態に合った返済方法を選ぶことが大切です。 もちろん、そのためには「家計のキャッシュフロー分析」をしてみると、より安心です。 家計のキャッシュフロー分析というと、少し面倒な感じをもってしまいますが、実は非常にシンプルな考え方です。 家計管理の考え方にも役立つはずです。

家計のキャッシュフロー分析

「変動金利のほうが金利が低くて返済額も少ないので魅力的だけど、金利上昇を考えると不安だ」という人は多いです。 現実には、「近い将来、金利が上昇し続ける」というのはあまり考えることもなさそうです。 しかしながら、住宅ローンの返済額について具体的に家計の将来像に盛り込んで試算してみることは、住宅ローンの借り方はもちろん、他にもいろいろな示唆を与えてくれます。

わが家の家計上の課題とか問題点がはっきりすると、住宅ローンの選び方や考え方も変わってきます。 「いつ頃、どんなお金が、どのように必要になり」そして、そのときわが家の家計は?と具体的に試算していくと、安全だと考えられる住宅ローンの借り方や返済方法がはっきりとしてきます。

住宅ローンの返済は長期間にわたります。 つまり、住宅ローンに関するご相談であっても、やはり「ライフプラン相談」の内容で、長期的な家計分析でしっかりと先を見通すことができればより安心です。 逆の表現をすると、住宅ローンで迷ってしまう理由は、長期的な家計の裏づけがはっきりしていないからではないでしょうか。

 

住宅ローンにも家計分析を

 

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