老後の、ぼっち問題?

まぁ、一人暮らしだと話す機会が少なくなるのもわかりますし、「社会的孤立」というのも、いささか大袈裟だと思いたいところですが……。(汗)

孤立する独居高齢男性 「2週間他人と会話なし」16% 厚労省調査 msn産経ニュース

やはり女性のほうが圧倒的に外出の機会が多いということでしょうか。 自治会、町内会、老人会と、地域にはコミュニティがたくさんありますし、そんな場所で活発に活動している高齢の男性も多いのですが、なんとなく、ママさんたちが経験した「公園デビュー」のようなものがありそうで、苦手意識を抱く人も多いのかもしれません。

 

町内の祭り

夏には、ご近所の「お祭り」のような行事があることも多いと思いますが、そうしたところへ出かけるにも、友達がいなければ楽しみも少なくなってしまいます。 例えば、毎日の散歩で、出会う人との挨拶がきっかけで友達になるとか、ペットを飼う者同士のおつきあいとかもありそうです。 ま、人生の大先輩に「友達をつくりましょうね」とかのアドバイスもどうかと思いますが。(笑)

 

ただ、元気な間はそれほど困ることがなくても、災害時や防犯といった面ではご近所のつながりって大切なものです。 健康面で不安を抱えるようになってから、急に友達づくりといっても難しいでしょうし、毎日誰かと話す必要があるとも思いませんが、ご近所付き合いってあったほうがいいでしょうね。 会社勤め時代に仲の良かった同僚くらいしか、じっくり話せる友達がいない……、というのもわかりますが、名刺や肩書きがなくなってからでも、本音で話せる友達がいたほうが、どうも良さそうです。

 

「平成47年には、世帯の4割が高齢化」というニュースもあります。 そのときには、私も立派に70代。(汗) 自営業であることと、地域のコミュニティで長い間ボランティア活動をしているので、ずっと先輩の高齢の方ともお話しできる機会には、おかげさまで恵まれています。 ただ、私の場合は、家に居るのが嫌いではないタイプです。 毎日でかけるかどうかは別にして、やはり老後も「自分らしい暮らし」、ライフスタイルを実現しながら、自分のペースで周りの人ともコミュニケーションをとっていければいいなと思います。 思い立ったらすぐにできる!ということでもありませんから、少しずつでも準備を始めたいですよね。

 

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