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2021.01.17
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セミナー&イベント
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2021年1月15日(金)宝塚NPOセンターが運営する、宝塚地域若者サポートステーションの「働きたいを応援!」HAPPY ジョブトレーニングの講座のひとコマを担当させていただきました。 HAPPY ジョブトレーニングは、 就労に課題を抱える若者を対象とした、進路選択・求職活動に役立つ週1回×約3ヶ月のプログラムです。 私が担当するのはお金にまつわるアレコレですが、今回は与えられた2時間の半分をライフプランニングのワークに挑戦していただきました。
使ったスライドのタイトルは……
・ライフプランの意義
・ライフサイクルと家計との関係
・ライフイベント表
・ライフプランと家計分析
・希望するライフスタイル
・収入と支出のバランス
・社会保険とは?
・公的年金の給付の種類
・ライフコース別にみた公的年金の保障
・年金受給額の目安
・例えば「妻」の働き方と、税・社会保険
・将来の年金見込額を自分で試算できます
・家計管理と収支均衡
・人生100年時代
・ライフイベント表を書いてみよう
・自分スタイル発見シート「選ぶならどっち?」
・何故、働くのですか?
・最後にお伝えしたいこと
3か月のプログラム、最終日前日のタイミングということで、15名の参加者さんが就労という目標はもちろん、就労以外にも夢をたくさん持ってもらいたいという思いを込めた内容となりました。 ライフイベント表を書いてみる、そのためのライフイベント(夢リスト)をたくさん書き出してみる、また、そのためのワークにも熱心に取り組んでいただけました。 3月に修了式があるそうですが、出席したくなりました。(笑)
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2020.09.22
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セミナー&イベント
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リアルに人前で話すのは2月以来。今年もお隣のコミュニティからお呼びいただきました。テーマは『人生100年時代のライフプラン』。
本題前に、遺産分割前の相続預金の払戻し制度と、法定相続情報証明制度の2つについて。そしていよいよ、100歳時代のライフイベントづくり。
終了後も、墓じまい、ゼロ葬、終焉期の医療、献体など多岐にわたって積極的なご質問がありました。私からさらに付け加えて、高齢者こそデビットカードを上手に使って欲しいなども。
毎年、この時期にお呼びいただくようになって8年になります。 また、来年もよろしくお願いいたします。
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2019.03.08
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セミナー&イベント、ライフプラン
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2019年2月16日(土)宝塚地域若者サポートステーション主催の講座でお話しをさせていただきました。 場所は、JR・阪急宝塚駅すぐ、ソリオ2の4階、宝塚市立男女共同参画センターです。 13時30分から約2時間の講演、そのあと約1時間で3組の個別相談という内容です。
今回のレジュメ(スライド)のタイトルは……
・ライフプランの意義
・ライフサイクルと家計との関係
・ライフイベント表
・ライフプランと家計分析
・希望するライフスタイル
・収入と支出のバランス
・公的年金の給付の種類
・ライフコース別にみた公的年金の保障
・年金受給額の目安
・子の家計管理・予想シート
・年金生活家計の収支均衡(予算の一例)
・人生100年時代
・親が感じる「不安」とは
・親子二世代のライフプラン(モデルケース)
・親子二世代にわたるライフプランニング
・ライフイベント表を書いてみよう
・選ぶならどっち?(自分スタイル発見シート)
・まずは親のマネープラン
・子のマネープラン
・最後にお伝えしたいこと
アンケートの集計結果もいただきました。
漠然とした「不安」を、ハッキリとした「不安」へ
ライフプランニングについて話すときはもちろん、普段の相談実務でも、いつもお伝えしていることです。 アンケートの自由記述欄で、このフレーズに触れている人が数人いらっしゃいました。 少しでも「きっかけ」になれたとすれば、とても嬉しいことです。
2018年はもうすぐ年度末を迎えますが、今年は「ひきこもりのライフプラン」講演をきっかけに、新たなご縁がいくつも生まれました。 2019年度も、近隣他市の福祉系の団体から講演依頼のお問い合わせをいただいております。 私自身は福祉の専門家でもなんでもありませんが、ライフプランの専門家という立場と相談実務の経験から、お手伝いできることは可能な限りやっていこうと考えています。
ひきこもりのライフプラン相談も、宝塚市のライフプランラボへ
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2018.04.17
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ライフプラン相談、住宅ローン相談
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今年(2018年)2月に初回面談のお客様。 住宅購入に際し、適正な住宅ローンの借入額についてご相談にお越しになりました。 まず、住まいに関する希望はもちろんですが、それ以外にもヒアリングする内容は多岐にわたります。
お子さんはまだこれからですが、希望するのかしないのかを含めて、希望するなら何人か、そして教育に関する考え方まで含まれます。 もちろん、予定は未定ですから断定することはできませんし、まだまだこれから考えていくことも多いのはもちろんですが、いろいろな可能性についてご夫婦で考え方を共有していただくにはよい機会になります。
夫婦とも正社員なので、お子さんを希望する場合には、産休育休とその後の職場復帰に加えて、時短勤務や保育園のことなど、仕事を続ける環境やご自身・ご夫婦の意識についてもいろいろとヒアリングしながら、ここでもご夫婦で再度、キャリアプランやライフプランについて考えながら再認識していただく機会となります。
いろいろな要素について、まだまだ確定しきれない部分も多いのですが、それぞれのパターンについて長期的な家計への影響度を「家計のキャッシュフロー分析」でシミュレーションしていきます。
つまり、ご相談のきっかけは住宅購入であっても、その答えは、ご相談者自身の今後の人生設計(ライフプラン)にあるのです。
一戸建ての住まいを希望していて、初回面談の際は、よい土地が見つかったために建物の見積もりをしてもらっている途中でした。 複数のパターンでキャッシュフロー分析をした結果から、おおよその住宅ローンの借入額については目処がつきました。 あとは、その予算の範囲に近いところで見積もりが出てくるのかどうか……、といったところです。
その後、連絡があり、予算をかなりオーバーしそうなので、もう少し他の物件を探してみますとの連絡がありました。
さて、しばらく時間が経過したあと、再度の面談予約があり、新築じゃなくて中古一戸建てのリフォームでよい物件が見つかったので……、ということでした。 再度、具体的な住宅ローンのシミュレーションをしたうえで、ご相談者の長期的な家計の特徴や、「強み」「弱み」などについて一緒に考えるとともに、将来のライフプランについて再確認していただきます。
このタイミングでいったん、火災保険や地震保険についての情報提供をしながら、家計上の長期的なリスクやその対策についてもわかりやすくアドバイスをさせていただきます。

夫婦共働きでなかなか一緒に出かけられる時間もないのですが、住宅ローンについてもいくつかの金融機関で探してみたいと前向きでしたが、時間もタイトなのでしばらく住宅ローン選びに専念しますと……。 そのあと、生命保険についても見直しを考えているので、住宅ローンが落ち着いて、ゴールデンウィーク明けくらいにまたご相談させていただきます。 というところで今のタイミングなのです。
数日前、電話があり、「今、2つの銀行で説明してもらいましたが、○○%と、○○%の当初3年固定の条件提示があり、保証料などの費用もそれぞれ違うのですが……」 との内容でしたが、住宅ローン電卓のおかげで、電話中でもすぐに試算ができました。 結果、それほど大きな金額の差でもありませんが、ここはこのように考えればいかがでしょうか、というアドバイスをしたところ、「実はなんとなく、そんなイメージでした」と、その場で無事に結論がでました。
一戸建てを希望する人もたくさんいらっしゃるのですが、宝塚市近隣の場合は、物件探しに苦労する人も多く、比較的短い間に気に入った物件が見つかってよかったですね。 住宅ローンの手続きで、まだしばらくお忙しいと思いますが、次は生命保険の見直しへと引き続きご相談継続中です。
特に、住宅購入に際して住宅ローンのご相談の場合には、「ライフプラン相談」のメニューがお勧めです。 家計のキャッシュフローシミュレーションで住宅ローンの返済はもちろん、「長期的に豊かで安心な暮らし」の実現についてしっかりと考えてみましょう。
ライフプラン相談なら宝塚市の専門家へご相談ください
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2018.04.16
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ライフプラン相談
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ライフプラン相談や老後の生活設計はもちろんですが、住宅購入や住宅ローン、生命保険や損害保険、子どもの教育費というようなピンポイントのご相談の際にも活躍するのが「家計のキャッシュフロー表」です。 家計のキャッシュフローシミュレーションは、その名のとおりわが家の家計の将来について「現金収支」に着目しているわけです。
つまり、よくある家計簿レベルのアプローチとは少し異なります。 家計について細かい部分に節約モードで考えるのではなく、全体像を把握しながら、「いつもより少し幅広く」「いつもより少し長めに」将来の家計を俯瞰するイメージでしょうか。
わが家の将来、「いつ」「どんなお金が」「どのように必要になるのか」そして、そのとき家計の状態は?というのがハッキリとしてきます。
ライフプランラボでは通常、キャッシュフロー表を作成するときには、きわめてシンプルな内容になっています。 支出項目は基本、たったの6項目です。 「1年間に使うお金は全部でいくら」という視点で家計管理をしてもらいたいから、シンプルである必要があるからです。

↑(家計のキャッシュフロー表サンプル)
ご相談にお越しになるきっかけがどのようなものであれ、その原因多くは、家計の将来がハッキリしないからというものがほとんどです。 「あなたの知りたいことは、本当はこういうことではありませんか?」ということですね。 わかりやすい例だと、住宅購入前に「住宅ローンを最後まで安全に返済できるかどうか」というものでしょうか。 住宅ローンの借入額ごとに、キャッシュフロー表で家計への影響度を比較・試算してみれば、住宅ローンとの長いお付き合いも安心なものになります。
さて、今年になってからお越しいただいているご相談者の場合。
複数の収入源があり、その分、支出も多くなるのは仕方ありませんが、ちょうど教育費用も大きく膨らむタイミングということもあって「老後の生活設計をしっかりと立てなければ」というきっかけでお越しになりました。
家計のキャッシュフロー表を作成する場合、最初にとりかかるのが「家計の現状分析」です。 まずは、現在地を正確に把握しなければ、どこに向かうにもスタートできないからです。 誤差はあってもいいのですが、小さいにこしたことはありませんから。
家計簿レベルの分析が主たるご相談内容ではありませんが、「お金はどこに消えたのか?」総額も大きく、個人の家計収支と事業用収支があるために、ご夫婦でうまく共有できていないという現実も明らかになりました。 そこで、まずは家計の全貌について傾向をおさえていただくために、通常のキャッシュフロー表をカスタマイズしてオリジナルで作成しているところです。
前述したように、普段使っているキャッシュフロー表の支出欄は6項目ですが、今回は大きく増えて13項目と倍増です。 小項目まで入れると19項目になりました。 通常の印刷パターンは横方向なのですが、足りなくなったので今回は縦方向です。
面談は3回目となりましたが、1月から3月までの支出項目の実績から、「現状把握」について支出金額の精度を高めているところです。 家計の全体像については把握できるようにはなってきているので、現時点で家計上の特徴や課題についてはおおむね予測できています。 ただし、全体のボリュームが大きいので、慎重に誤差を少なくする作業を進めているところです。 現状の誤差が大きいと、長期的にはさらに誤差が大きくなってしまうこともあり得るからですね。

さて、タイトルにも書いたように、「いったい、お金はどこに消えたの?」ということ。
なんとなく、ついつい、あるだけ使っちゃうということでもないのに、何故?
支出項目がたくさんある場合、それぞれについてあらかじめ「予算」的な目処があったとしても、少しずつオーバーするだけで積み重ねれば大きな金額になってしまうこともあるでしょう。 以前はもっと家計に余裕があったから、なんとなく支出してきたものも多いはずです。 しかしながら、いきなり、節約モードで家計にアプローチするのは精神的負担にもなりかねません。 支出構造を明らかにしたうえで、将来の家計の様子から逆算し、優先順位を考えることから始めればストレスも少なく家計について考えることができます。
さて、これからもやることはたくさんありそうです。 まだ、現状把握の段階ですから当然ですが。 第一弾のキャッシュフロー分析が終わったタイミングで、長期的な家計の様子、それにともなう課題についてご夫婦で共有していただく必要があります。
そして、ヒアリングで明らかになってきた、「現状の家計の状態では、なかなか実行できないでいるあんなコトやこんなコト」を実現するための具体的対策を考えていきます。
あれもダメ、これもダメ、と節約モードで切り詰めるのではなく、本当にやりたいコトを明確にし、到達可能なゴールとしてアプローチしていきたいものですから。

↑(収集中の各種資料も膨大になりつつ)
長期的な家計分析とシミュレーションのために必要な、さまざまな資料も可能な限りお持ちいただきます。 確認している途中で、新たな課題や見直すべきところが見つかることもありますが、そうしたアプローチは第一弾のキャッシュフロー分析ができてからで十分です。
すべての答えは、あなたの家計にある。
「マネー」に限らず、家計上の課題や問題の解決については、家計のキャッシュフロー表が大きな示唆を与えてくれます。 そして、それは、お金に関することだけではありません。
本人はもちろん、家族のみんなが希望する、「生き方」「暮らし方」にも関わってきます。
本当にやりたいコトについて、「どうせムリだろう」と簡単にあきらめてしまったり、いつのまにか忘れてしまっていたりするのは勿体ないことです。
↑このあたり、とことん突き詰めてみたい人は、ライフプランラボのファイナンシャルコーチング®のメニューがお勧めです。(ここは普通に宣伝)ww
あと、ライフプランラボは初回面談に限り無料となっていますが、初回のお試しだけでもライフプランを考えることの大切さや、キャッシュフロー分析の効果を十分に体験していただけますよ。 お気軽にお問い合わせください。 初回無料サービスがある間に。(ここだけ少し煽る)ww
ライフプランラボの豊富なメニューは公式サイトから
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2015.08.30
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ファイナンシャルコーチング、ライフプラン相談、老後資金相談
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例えば、「リタイアメントプランニング」というと、「退職後の資産運用」みたいなイメージが強いかもしれません。 それでもやはり基本は「ライフプランニング」です。 リタイア後の家計分析も現役時代と同じように、「どんな暮らしを希望するのか」について考えることから始まります。
ライフプランニングの基本は、ライフイベント表を作るところから始まります。 ライフイベント表、つまり「やりたいこと」をたくさん書き出してリストにするわけですね。 私自身もそうでしたが、やりたいことがなかなか書き出せない……、ということもあります。 そこで、カードを使ってちょっとしたワークをした結果、やりたいとは思っていたけどなかなか行動に移せないでいた「やりたいこと」を、いくつか始めることができるようになりました。
ライフプランラボで体験できる、カードを使った「ワーク」には、いくつかのメニューがあります。 写真はメニューのひとつ「自分スタイル発見カード」ですが、「やりたいことリスト」を充実させるためには非常に効果的なワークです。 私も一緒にお手伝いをしていて、とても楽しい時間です。

長い老後の生活、お金や健康の不安を考えればキリがありませんが、やはりそれなりに準備は必要です。 たくさんある「やりたいこと」のなかから、自分自身にとって優先順位の高い「本当にやりたいこと」を発見し、確実に手に入れることが「豊かで安心な暮らし」につながるのではないでしょうか。
「お金がかかるから」「家族や友人の協力が」「時間がなかなか」といった制約をいったん白紙にしてみると、たくさんあった「やりたいこと」を思い出すことができます。
老後の生活設計なんて、まだまだ先のことで……、という人が多いのもわかります。 しかし、準備できる時間がたくさんあれば、それだけできることも増えるわけですね。
あなたは、「やりたいことリスト」にいくつ書き出せますか?
ライフプランラボの個人向けファイナンシャルコーチング
- 投稿日:
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2015.01.15
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ライフプラン
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タイトルに、ひさしぶりのフレーズを使いました。^ ^
家計に関すること、マネーに関する情報、たくさんの情報は溢れていますが、本当にわが家にとって必要な情報にたどり着くことは難しくなってしまったように思います。 また、「なるほど!そのとおりだ!」と思える情報に出会えても、すぐに取り入れて上手に活用することもなかなか難しいことではないでしょうか。
ファイナンシャルプランナー事務所 ライフプランラボでは、どのようなご相談であっても「家計のキャッシュフロー分析」を基本に、ライフプランを考えるところから始まります。 マネーに関する知識やテクニックのようなものも、わが家に合った前提で考える必要があるからです。 まずは、家計の現状をしっかりと把握し、将来の家計の裏づけを予測してこそ、さまざまなマネーに関する情報も活かせるというものです。

マネーに関する情報の多くには、「裏と表」というと大げさですが、「メリットとデメリット」が混在することが多いです。 せっかくの情報もわが家の家計に合ったものでなければ役に立つどころか逆効果になってしまうことだって考えられます。 せっかく得た知識や情報を効果的に実行していくためにも、家計の現状把握し、わが家の将来について考えておきたいところです。
「わが家の将来」というのは、「いつ頃どんな暮らしをしていたいな」ということから始まります。 希望する生き方・暮らし方から、まずはしっかりと描いてみてはいかがでしょうか。 「家族みんなが希望する、生き方・暮らし方」から逆算していくと、今、しなければならないことも見えてきます。 情報が活きてくるのは、そこからです。
ライフプラン相談はライフプランラボへ
- 投稿日:
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2014.09.16
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ライフスタイル
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将来、家族で希望するライフスタイルを実現するためには、予算を考えることも大切です。 もちろん、お金だけがすべてではありませんが、経済的裏づけがあればそれだけ選択肢が広がることも現実です。 今の暮らし、少し先の暮らし、ずっと先の暮らしと、先になるほど優先順位が低く感じられてしまうものですが、果たして本当にそうでしょうか。 いまさら書くまでもありませんが、高齢化にともない、リタイア後のライフスタイルは自身の人生に大きな影響を与えることになるでしょう。 忙しくて、なかなか自分の時間がないといった現役時代に比べて、貴重な時間を手にしたとき、果たしてあなたはどのように充実した暮らしを送りたいですか。
「老後の年金なんて当てにならない」というイメージを抱く人は多いようですが、よく考えてみると年金が破綻した場合の老後の暮らしほど衝撃的なものはありません。 もし、年金破綻が現実であれば、たった今から相当厳しい自助努力が必要になりますね。 もちろん、公的年金財政が厳しいことから、将来的には「さらなる給付減、負担増」については想定しておく必要もあると考えていたほうがよさそうですが。 いずれにしても、長い老後の生活について、希望するライフスタイルを手に入れるためには、それなりの準備が必要なことは言うまでもありません。

リタイア後の生活設計を家計面から考えた場合、気になるキーワードとして、「晩婚化、晩産化」や、退職金制度の変化、継続雇用、退職後まで続く住宅ローン返済などはすぐに頭に浮かびます。 いずれもここ数年になって話題になることばかりではないでしょうか。 これらの話題は、まぎれもなく老後の生活設計に直結するものばかりです。 「とにかく一生懸命節約に励んで、老後のための貯蓄を最大限優先しなければ」なんて言うつもりは毛頭ありません。 ただ、今の暮らしの充実も大切なことですが、将来、希望する暮らしについて具体的に考え、必ず実現させるんだという目標を持つことも大切なことです。 長期的な家計の裏づけを持ち、持続できる「豊かで安心な暮らし」を手に入れたいものですね。
豊かで安心な暮らしのお手伝いは、ライフプランラボへ
- 投稿日:
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2014.09.12
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ライフプラン相談
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毎度のことですが、「家計」という言葉を使うと、「家計簿」や「節約」という「やや後ろ向き」のイメージがつきまといます。 ついてしまったイメージについては仕方ありませんが、「家計」というのは家庭における経済状態全てを指すものだと思います。 これもよく書いたり、話したりすることですが、ファイナンシャルプランナーは「節約指南?」をしてくれる人というわけでもありません。 もちろん、家計簿分析等のアドバイスが得意な人もいるとは思いますが。
ライフプランラボは、将来のライフイベントを元にした「家計のキャッシュフロー分析」、つまり、年間ごとの現金収支を予測して長期的な家計の状態を把握するところから、さまざまな問題点や課題を把握して問題解決のためのプランを構築するという作業を得意としています。 もちろん、多くのご相談の経験から家計簿レベルの情報も蓄積されてきましたから、それなりに「節約アドバイス的?」なことも可能ですが、家計簿レベルの情報には地域間格差もあり、全国均一とはならないことのほうが一般的です。 つまり、節約や家計管理に関するアドバイスというよりも、「こんな工夫をしている人がいましたよ」とか、「そういう悩みを抱えている人も多いですよ」とかの情報は豊富です。
本題に入ります。(笑)
長期的な家計について予測することができると、どんなメリットがあるのか?
それは、普段の家計管理(節約レベルの話しではなく、普段の生活レベル)のなかで、「こうしていれば、だいたいわが家の家計は将来にわたって大丈夫だ」という家計管理の「目安」がはっきりすることです。

「長期的な家計管理の目安」を把握するためには、「家計のキャッシュフロー分析」が欠かせません。 キャッシュフロー分析という言葉は難しいのですが、「家計のキャッシュフロー分析」の考え方を理解して、わが家の家計に置き換えてしまえば決して難しいことでもありません。
1年間にわが家に入ってきた現金の総額-1年間にわが家から出て行った現金の総額=1年間の貯蓄残高の増減額
これだけを決算として毎年チェックすれば、「わが家の目安」と比べて現状を確認することも簡単になります。 是非、チャンスがあれば「家計のキャッシュフロー分析」をしてみてくださいね。
ライフプラン相談は、専門のファイナンシャルプランナーへ
- 投稿日:
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2014.09.10
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ライフプラン
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ライフプランラボでは、希望する「生き方・暮らし方」という表現をよく使います。 家計簿レベルの分析も大切ですが、節約にも限度がありますし、家計について考えるときには節約以外にもアプローチするべきところがたくさんあるからです。 将来、手に入れたい「生き方・暮らし方」、たくさんのライフイベントを中心にしたライフプランを考えるところから始めましょうということです。 節約するところ、切り詰めるところばかりを考えるのは切ないものです。 どうせなら、やってみたい事なんかもたくさん候補に挙げ、実現の可能性をどんどん探ってみたいものですよね。
やりたい事を実現するためには、家計の裏づけが必要です。 家計の収支を改善するには、支出を減らす以外に、収入を増やすことを考えることも必要です。 しかし、収入を増やすなんて、簡単なことではありません。 もちろん、「お金にも働いてもらおう」なんて、運用を推奨するわけでもありません。 将来、実現したい大切な夢や目標を、どうなるのかわからない運用リスクにさらすこともありませんしね。 (資産運用のリスクについてはまた別の機会に)

さて、「収入を増やす」ということですが、「転職して収入アップ!」とか、「ここは、起業して勝負しようか!」なんてことではありません。 たとえば、「主婦が家計を助けるためにパートに出る」というありがちなケースであっても、できれば、将来の働き方を見据えてパート先を選別したいということです。 もちろん、主婦の働き方だけではありません。 「定年制度」は大きく変わっていますから、男性についても将来の働き方について考えておく必要があります。 定年制度や退職金制度が大きく変わっても、あまり実感がないためか、将来の収入の変動について具体的には理解できていないという人は多いです。
男女、立場を問わず、「生き方・暮らし方」を考えるときには、「働き方」も考えることが必要な時代になりました。 いつまで、どんなペースで働くのか。 大げさなことではなく、ライフプランを考えるときには一緒に考えておきたいことです。
ライフプラン相談はライフプランラボへ
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