ライフプランセミナー

2022年の講座は、「お金のセミナー」というタイトルの、ライフプラン×キャリアプラン×マネープランのセミナーで始まりました。

今回は、最初にアイスブレイクでちょっとしたゲームを導入し、後半はライフイベント表の作成にもしっかりと取り組んでいただきました。

2022年1月11日(火)10:00~12:00 宝塚市立男女共同参画センター・エル

ライフプラン講座「ライフプランから見る働き方を考える」

2021年12月14日(火)宝塚地域若者サポートステーションでライフプラン講座を担当しました。

タイトルは「ライフプランから見る働き方を考えよう」

~人生100年時代、今の働き方で将来に必要なお金は大丈夫?~

今回の講座も、最後にライフイベント表作成のワークに取り組んでいただきましたが時間は少なめ。理由は、社会保険、特に国民年金と厚生年金に使う時間を多くしたから。参加者の年齢は若い人ですから、ずっと先の老後の話はイメージしにくいかもしれません。今のライフプランやキャリアプランが老後の暮らしに直結していること、今の暮らしも老後の暮らしも、どちらも大切なこと。少し先の見通しをたて、準備するコツをお伝えしました。

自立就職支援セミナー「知ろう!学ぼう!お金の知識」

令和3年度自立就職支援セミナー

2021年10月23日(土)宝塚市男女共同参画センター・エルで、自立就職支援セミナー「知ろう!学ぼう!お金の知識」の講師を担当しました。(主催)兵庫県、ひょうご・しごと情報広場、宝塚地域若者サポートステーション

タイトルは「マネーセミナー」っぽいですが、ライフプランとキャリアプランに関する内容が中心です。

人生100年時代がどういうことなのか、どんなことを想定しておく必要があるのか。そもそも、年金制度ってどんな仕組みで、働き方によってどれくらいの年金額になるの?働くことは大事だけど、希望するライフプランを実現することも大切だよね。という流れで、ライフイベント表の作成にも取り組んでいただきました。

ライフプラン講座~「生き方・暮らし方・働き方」と「お金」の関係

2021年7月31日(土)宝塚市男女共同参画センター・エルで、認定NPO法人 宝塚POセンターの就労準備支援プログラムのひとコマとして、ライフプラン講座を開催しました。

使用したスライドのタイトルは……

●ライフプランの意義

●ライフイベント表

●希望するライフスタイル

●収入と支出のバランス

●人生100年時代

●ピーク・エンドの法則

●加齢の重力

●公的年金の給付の種類

●ライフコース別にみた公的年金の保障

●年金受給額の目安

●年金生活家計の収支均衡

●ライフイベント表を書いてみよう

●何故、働くのですか?

●最後にお伝えしたいこと

前半は人生100年時代の働き方とライフプランについて、家計面からギュギュっと絞った内容になりました。全体で90分という限られた時間でしたが、後半はライフイベント表を書いてみる個人ワークです。

ライフイベント表に書き込む「ライフイベント」は、誰もがなかなか出てこないものです。できるだけたくさんのイベントが出てくるように、ちょっとしたヒントになるツールも使います。最後の20分くらいの時間には、参加者の皆さんがたくさんのライフイベントを書き出してくださいました。

締めくくりに「夢ノート」をお渡ししました。就労はもちろんですが、普段の暮らしも、少しずつよりよいものになればいいですね。

講座「これから生きていくために必要なお金のこと」

2021年1月15日(金)宝塚NPOセンターが運営する、宝塚地域若者サポートステーションの「働きたいを応援!」HAPPY ジョブトレーニングの講座のひとコマを担当させていただきました。 HAPPY ジョブトレーニングは、 就労に課題を抱える若者を対象とした、進路選択・求職活動に役立つ週1回×約3ヶ月のプログラムです。 私が担当するのはお金にまつわるアレコレですが、今回は与えられた2時間の半分をライフプランニングのワークに挑戦していただきました。

使ったスライドのタイトルは……

・ライフプランの意義

・ライフサイクルと家計との関係

・ライフイベント表

・ライフプランと家計分析

・希望するライフスタイル

・収入と支出のバランス

・社会保険とは?

・公的年金の給付の種類

・ライフコース別にみた公的年金の保障

・年金受給額の目安

・例えば「妻」の働き方と、税・社会保険

・将来の年金見込額を自分で試算できます

・家計管理と収支均衡

・人生100年時代

・ライフイベント表を書いてみよう

・自分スタイル発見シート「選ぶならどっち?」

・何故、働くのですか?

・最後にお伝えしたいこと

3か月のプログラム、最終日前日のタイミングということで、15名の参加者さんが就労という目標はもちろん、就労以外にも夢をたくさん持ってもらいたいという思いを込めた内容となりました。 ライフイベント表を書いてみる、そのためのライフイベント(夢リスト)をたくさん書き出してみる、また、そのためのワークにも熱心に取り組んでいただけました。 3月に修了式があるそうですが、出席したくなりました。(笑)

人生100年時代のライフプラン

リアルに人前で話すのは2月以来。今年もお隣のコミュニティからお呼びいただきました。テーマは『人生100年時代のライフプラン』。

本題前に、遺産分割前の相続預金の払戻し制度と、法定相続情報証明制度の2つについて。そしていよいよ、100歳時代のライフイベントづくり。

終了後も、墓じまい、ゼロ葬、終焉期の医療、献体など多岐にわたって積極的なご質問がありました。私からさらに付け加えて、高齢者こそデビットカードを上手に使って欲しいなども。

毎年、この時期にお呼びいただくようになって8年になります。 また、来年もよろしくお願いいたします。

生きづらさを抱える人と家族のライフプラン

2020年2月20日(木)13:30~15:30 宝塚市のお隣、西宮市保健所家族教室の学習会でお話しをさせていただく機会がありました。 

対象者は、発症して間もない精神疾患をお持ちの方の家族・西宮家族会の会員(主な疾患は統合失調症、気分障がい)、ひきこもり青年の家族交流会の参加者となっていました。 毎月、学習会や交流会を開催していらっしゃるようですが、ライフプランやマネーに関するテーマは初めてということもあってか、初めて参加した人も多かったようです。

西宮保健所講堂

講演のタイトルは、「親子二世代の生涯設計、家計、相続、支援について」~親子二世代のライフプラン~ と、しました。

親子二世代のライフプラン

初めは、ライフプランの考え方や基本的なことから。事前のアンケートには、「親なきあと、子どもが自立していけるのに必要な貯蓄額は」「具体的な生涯設計の事例を」というお声もありました。 そこで、いわゆる「8050問題」について、私がアプローチできるライフプランニングの事例も、モデルケースとしていくつかご紹介をさせていただきました。

親子二世代のキャッシュフロー分析

漠然とした「不安」を、ハッキリとした「不安」へ

親なき後の「問題」は、親なき前の「課題」

マネーに関する不安を一度にすべて解決することは難しいかもしれませんが、日々の暮らしを少しでも穏やかに過ごすためにもライフプランをたてることは効果的です。

生きづらさを抱える人と家族のライフプランもライフプランラボへ

自立就職支援セミナー「親子で考えるお金のこと」

2019年2月16日(土)宝塚地域若者サポートステーション主催の講座でお話しをさせていただきました。 場所は、JR・阪急宝塚駅すぐ、ソリオ2の4階、宝塚市立男女共同参画センターです。 13時30分から約2時間の講演、そのあと約1時間で3組の個別相談という内容です。

今回のレジュメ(スライド)のタイトルは……

・ライフプランの意義
・ライフサイクルと家計との関係
・ライフイベント表
・ライフプランと家計分析
・希望するライフスタイル
・収入と支出のバランス
・公的年金の給付の種類
・ライフコース別にみた公的年金の保障
・年金受給額の目安
・子の家計管理・予想シート
・年金生活家計の収支均衡(予算の一例)
・人生100年時代
・親が感じる「不安」とは
・親子二世代のライフプラン(モデルケース)
・親子二世代にわたるライフプランニング
・ライフイベント表を書いてみよう
・選ぶならどっち?(自分スタイル発見シート)
・まずは親のマネープラン
・子のマネープラン
・最後にお伝えしたいこと

自立就職支援セミナー「親子で考えるお金のこと」

アンケートの集計結果もいただきました。

漠然とした「不安」を、ハッキリとした「不安」へ

ライフプランニングについて話すときはもちろん、普段の相談実務でも、いつもお伝えしていることです。 アンケートの自由記述欄で、このフレーズに触れている人が数人いらっしゃいました。 少しでも「きっかけ」になれたとすれば、とても嬉しいことです。

2018年はもうすぐ年度末を迎えますが、今年は「ひきこもりのライフプラン」講演をきっかけに、新たなご縁がいくつも生まれました。 2019年度も、近隣他市の福祉系の団体から講演依頼のお問い合わせをいただいております。 私自身は福祉の専門家でもなんでもありませんが、ライフプランの専門家という立場と相談実務の経験から、お手伝いできることは可能な限りやっていこうと考えています。

ひきこもりのライフプラン相談も、宝塚市のライフプランラボへ

宝塚地域若者サポートステーション 自立就職支援セミナー

講演:「親子で考えるお金のこと!」

対象:無業状態で経済的不安があり、ライフプランについて学びたい39歳までの若者と保護者

参加無料 個別相談 サポステ説明会も同時開催

講演 13:30~15:30  個別相談 15:45~16:30

会場:宝塚市立男女共同参画センター ソリオ2-4F (JR・阪急宝塚駅下車すぐ)

人数:40名程度(要申込み) 個別相談は事前予約制

主催:兵庫県、ひょうご・しごと情報広場、宝塚地域若者サポートステーション

申込み・問い合わせ:宝塚地域若者サポートステーション

親子で考えるお金のこと

 

「ひきこもりのライフプラン」講演より

2018年11月23日の講演会 「ひきこもりのライフプラン」 ~親子二世代の生涯設計、家計、相続、支援について~ 簡単に内容を振り返っておきたいと思います。

まず、レジュメ(スライド)のタイトルを順に……

  • ライフプラン相談でよくあるきっかけ
  • 問題解決の手順
  • ライフサイクルと家計との関係
  • ライフイベント表
  • ライフプランと家計分析
  • ライフプランの意義
  • 平均寿命と平均余命と健康寿命
  • 親と子のライフプランを考える
  • いわゆる「親なき後の不安」
  • 親が感じる「不安」とは
  • 不安の原因
  • 親子二世代にわたるライフプランニング
  • まずは親のマネープラン
  • 収支の均衡
  • 家計の不均衡が起こると
  • 子のマネープラン
  • 子の生涯収支が不均衡になる予想の場合
  • 相続と争族
  • 遺産分割対策
  • さまざまな「支援」を利用しよう
  • 宝塚市の支援について
  • 親子二世代のライフプラン(ケース1)
  • 親子二世代のライフプラン(ケース2)
  • 最後に

以上のような構成でお話しをさせていただきました。

(2018年11月23日 宝塚市立西公民館セミナー室)

親子二世代にわたるライフプランについては、二つの事例によるキャッシュフロー分析をご紹介しました。 もちろん、これはあくまでも現状分析の第一歩です。 ここから、どのような対策が可能か模索していくわけですね。

ライフプランを考えることで、「お金に関すること」以外にも、子の「基礎生活力」や「地域での自立」など、長い時間をかけて準備しておきたいことが浮かび上がってきます。

ちなみに、二つの事例でご紹介した、親子二世代にわたる貯蓄残高の推移予測グラフがこちらです。

  

最後は少し駆け足になってしまいましたが……

やはり、「親なき後の問題」は、「親なき前の課題」です。

まずは、「漠然とした不安」を「ハッキリとした不安」に変えること。 現状を把握することができれば、希望するライフプランを実現するための手段はみつかるはずです。 これは、きっかけが何であれ、全てのライフプラン相談で同じことです。

穏やかな気持ちで日々の暮らしを送るためにも、まずは「親のライフプラン」からすぐにでも始めましょう。 将来希望する、「生き方」「暮らし方」について考えるのは、特別なことでもなんでもありませんから。

ひきこもりに関するライフプラン相談も、宝塚市のライフプランラボへ